続々とフィニッシュゲートを越えるランナーの皆さん。その表情は、疲労よりも満足感にみちあふれています。
フィニッシュシーンあれこれ。もっと撮影したかったのですが、係員の方に先へ進むようやんわりと促されましたのでこれだけです。オシャレな女性ランナーなら絵になるのですが男性ばかりになってしまいました。あ、被写体が絵になっていないということではありません。皆さん大仕事をやり遂げたようないい表情をしています。
フィニッシュゲートの真ん前にはTVカメラと各社取材陣のカメラマンがずらり。
フィニッシュしたとたん、強烈な筋肉痛が襲ってきます。皆さん、ストレッチで脚の筋肉をほぐしていました。
みんなこれまでの42.195kmをかみしめるように、ゆっくりゆっくり、誘導されるまま進みます。誰一人として先を急ごうという人はいません。まるで東京マラソン2008の終わりを認めたくないように。
ここからはまるでベルトコンベアのように、進んでいくだけでモノがどんどん増えていきます。まずはヒートジャケットをGet。ファスナー付きの、なかなかしっかりした作りのジャケットです。
つぎはペットボトルの水とバナナ。
そして完走メダルです。
メダルはボランティアの方が一人ひとりの首にかけてくれます。想像していたより大きなメダルでした。長野マラソンでは完走者全員にタオルをかけてくれますが、メダルもなかなかいいものです。
もう終わりかな。と思ったら、「筋肉ケアコーナー」に誘導されました。ここではなんと、ランナー全員にエアーサロンパス1本がプレゼントされます。試供品のミニサイズですが。みんなシューシューするので、辺り一帯はなにやらもやがかかったようになっていました。
つぎは「オールスポーツ」による写真撮影コーナーがありました。コーナーといってもカメラマンが3人待ちかまえていて、希望者を撮影するというものです。ここで撮ってもらった写真は、レース中の写真と合わせて後日購入することができます。 荷物受け取りは、前回大会で問題点として報道されていたような混雑は一切なく、待ち時間もゼロでした。
荷物を受け取ったら、着替え場所へ移動します。ようやくホッとひといきといったところ。ここでもおにぎりとパンがもらえ、足湯コーナーもありました。落ち着いたからでしょうか、猛烈に空腹感をおぼえ、バナナ、みかん、ソイジョイ、おにぎり、パンを一気にたいらげてしまいました。
着替えを済ませて出口に向かうと、「選手の方はこのままお進みください」と係の方が声を張り上げています。いわれるがままに進むこと約5分。いったいどこへ連れて行かれるのかな、と思いきや、ビッグサイト西館のマラソンEXPO会場でした。レース当日も開催しているとは知りませんでした。とはいえブースの半分は撤去され、待ち合わせスペースになっていましたが。
アシックスブースは「完走おめでとうバージョン」に。無料マッサージなどのサービスを行っていました。
アシックスイメージキャラの大櫛エリカさんが取材を受けていました。ちなみに今回のタイムは3時間47分だったそうです。
ステージでは女子の表彰式が行われていました。
このあと、名残惜しいながらもフィニッシュ会場の東京ビッグサイトに別れを告げました。こうして私の東京マラソン2008はフィナーレを迎えたのです。ボランティアの皆さん、ランナーの皆さん、お疲れさまでした。明日からさっそく走力とくじ運を鍛え直し、「東京マラソン2009」をめざしたいと思います。