2011「いわくら五条川マラソン」。

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第15回いわくら五条川マラソンを実走取材してきました。

愛知県でいちばん小さな市、岩倉の住宅地と五条川沿いを走るほのぼのとした雰囲気が魅力の大会です。すでにご存じの方も多いと思いますが、今回をもってその15年の歴史に幕を閉じることが決まりました。 

 

以前より今大会をもって終了するかもしれないという噂は聞いておりましたが、大会プログラムの市長挨拶に「継続が困難」との記載があり、終了が決定事項であることを確認しました。

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その理由は「新しい道路の供用開始をはじめとした道路事情の変化」によるものだそうです。いずれにしても残念でなりません。私自身、いわくら五条川マラソンは3年ぶり2回目の出場。 「最終開催」ということがはっきりしていれば、もっと参加者が集まったような気がします。

 

来年以降は「新たなスポーツイベントを検討中」とのこと。じつは規模を拡大してフルマラソン化・・・なんてことはないですね。 さて、レースです。今シーズンの10kmレースは昨年12月の豊田マラソン以来2戦目。

 

これまで二日酔いや体調不良などにより3大会もDNSしているため、いわくらはなんとしても出場したいと思っていました。 3年前に出場した際は「コース距離が短いのではないか」という噂がありましたが、今回はコース変更にともない距離も正確に計測済みとのことでした。

 

10kmの部のスタート地点は受付会場からかなり離れているため、係員の誘導に従いみんなぞろぞろと前の人についていきます。けっこう歩きました・・・。

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これがスタート地点。住宅地のど真ん中です。1分前からのカウントダウンに続いて号砲が打ち鳴らされました。と同時に花火が4発ドドーン!これもすっかりいわくら名物ですね。来年はもうないけど・・・。

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今回のレースの課題は「スタートでバカダッシュしない」こと。そんなの簡単だろうと思われるかもしれませんが、いつも号砲が鳴ると条件反射で脳内が祭り状態と化し、身分不相応なダッシュ(最初の1kmを3分30秒とか)をかましてしまうのです。

 

そのあげく3km地点ぐらいで早々にバテてあとは惰性で走る・・・ということを繰り返してきました。ゴールでは死人のような状態になりますし、走っていても苦しいだけであまり楽しくありません。 そこで今回、序盤は意識して抑えるよう自分に言い聞かせながら走りました。

 

結果、入りの1kmが4分23秒と、ちょっと遅いぐらいのラップに。もちろんまったく苦しくありません。 2kmからはペースを上げ、おおむね4分0秒〜4分10秒ぐらいの間をキープ。7km地点からぐっとペースを上げていき、残り1kmは3分43秒とラストスパートにも成功。

 

じつは、後半ペースアップしていく展開は成功したためしがなかったため、たいへん爽快な気分でゴールすることができました。結果も40分52秒と自己ベスト更新!15年の歴史に幕を下ろす大会でPBを更新できて感無量です。これが最後だと思うと、フィニッシュラインを越えるときちょっと目頭が熱くなってしまいました。

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記録証を受け取り着替えを済ませたあとは、五条川マラソン名物の大盛りコーチン汁をいただきました。これがまたウマすぎる!来年以降はどこで食べればいいのでしょうか・・・。

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いわくら五条川マラソン、15年間ありがとう!2回しか出てないけど。選手のみなさま、ボランティアのみなさま、関係者のみなさま、お疲れさまでした。

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