マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知2013 vol.2「レース」篇。

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名古屋シティマラソンのスタートはウィメンズマラソンのちょうど1時間後(10:10)。わが町を走れる唯一のレースとあって、号砲が近づくにつれじわじわとテンションが上がってきました。 

しかし、「ウィメンズマラソンの選手がまだ残っていますのでしばらくお待ちください!」とアナウンスが繰り返され、なかなかスタートブロックに入れません。後で知ったのですが、ウィメンズ参加者の中で「最後尾スタート争い」をする選手がいたとのこと。 そんなことは知る由もなく、号砲15分ぐらい前にようやくスタートブロックへ。

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エクササイズとゲストランナー紹介セレモニーの後、名古屋ドーム南のスタート地点に小走りで移動しました。

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前回はスタート地点でDJが盛り上げてくれましたが今回はナシ。住宅街のど真ん中なので苦情が出たのかもしれません。 カウントダウンもなく唐突に河村市長の「位置についてぇ〜〜」という掛け声に続いて号砲がパンッ!あわててウォッチのスタートボタンを押して走り始めました。

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スタートラインまでのロスは1分ほど。それからしばらくは渋滞でなかなか思うように進めませんでしたが、これは市民マラソンの常なので焦っても仕方ありません。 古出来町交差点(ごまたまご歩道橋)を左に曲がったところで道幅の広い環状線へ。選手密度が若干低くなり、なんとか自分のペースで走れるようになりました。

 

内山交差点まで進むとすでに反対車線にはウィメンズマラソンの上位選手がちらほら。その後9キロ地点ぐらいで最後尾の選手に到達。距離を重ねるにつれ女性ランナーの数が増えていきました。

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各所に配置されたボランティアの懸命な呼びかけにより、コース上ではおおむね「ウィメンズは左」「シティは右」という統制がとれていたように思います。 それでもさすがに15キロ地点をすぎて「桜通」に入ると、かなりの数の女性ランナーがコースを埋め尽くすように。この状況を待っていました!

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何十人、何百人というランナーを“ごぼう抜き”していく快感は名古屋シティじゃなければ味わえません。 終盤に抜かれる一方の展開は精神的に疲れますが、次々に抜いていく展開は通常のレースではあり得ませんので小気味いいリズムができて疲労を忘れさせてくれます。

 

前回は反対車線を走るウイメンズマラソンのトップ集団とすれ違うことができましたが、今年はすでに通過した後でカメラに収めることができませんでした。 女性ランナー集団をかわしていきながら桜通大津へ。テレビ塔が見えたらレースもいよいよ最終盤です。

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すでに好タイムが期待できないことはわかっていたものの、やはり1秒でも速くゴールしたいという本能が「足を前に出せ」と急き立てます。 調子がよかった前回より6分遅いタイムでのフィニッシュとなりましたが、ほぼイーブンで走りきれたので気分は爽快でした。

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フィニッシュ後はボランティアの子どもたちからタオル、ドリンク、ういろうなどをゲット。

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荷物が無事に運搬されているか心配でしたが、ここでもボランティアの方がバケツリレーのように荷物を運ぶ懸命な姿が。

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こんなにがんばっていらっしゃるんだから荷物の受け取りなんて遅れてもいい・・・というつもりで受渡場所に行ったらすんなり受け取ることができました。

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運営側の不備をカバーするべくランナーのために働いてくださるボランティアの方々には、何度頭を下げても足りません。その後、急いで着替を済ませ、ウィメンズマラソン41キロ地点手前のFUNRUN758応援ステーションへと向かいました。 ※vol.3「ウィメンズマラソン応援」篇につづく。