新型iPod nanoで変わったNike+の楽しみ方。

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iPhoneの「NikeGPS」アプリが登場して以来、Nike+関連の過去トピックへのアクセスが急増しています。しかしランニングジャーナルでは、これまで「NikeGPS」に関して沈黙を守ってきました。なぜなら・・・ 

iPhone持ってないから。そこで「iPadに入れて走ってネタにしよう」と思ったのですが、iOS4.0以上ということでダウンロード自体、受け付けませんでした。

そんなおり、例の新型iPod nano(第6世代)が発売されたのです。 2006年の日本版サービス開始以来、第2世代iPod nanoとアームバンドでナイキプラスを楽しんできました。しかし、まる4年にわたり汗や雨にさらされたためか、最近はクリックホールの反応がイマイチでストレスをためていたのです。

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そんなグッドタイミングでの新型nano登場。しかも超小さくてかわいい。おまけにクリップ付き。買うしかないでしょう。ということで栄のアップルストアにてグリーン8Gをゲット(本当は何色のシャツでも無難にマッチするシルバーがよかったのですが品切れでした)。

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なにがうれしいって、いちいちアームバンドを装着しなくて済むこと。さっそく先週の日曜日、新型nanoを試してきました。もちろんNike+を発動してランニングするためです。

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検証のポイントはズバリ「どこに装着するのがベストか」。まずはApple社のNike+iPod紹介サイトの女性ランナーのように、袖口にクリップで留めて走ってみました。その結果・・・・無理!ぜったい無理無理!

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nanoの自重で袖がぶらんぶらん振り子のように揺れてしまい、とても走るどころではありません。めちゃめちゃゆっくりウォーキングならいざしらず、袖口への装着はあり得ないと思いました。

シャツの一部につけるのも同じくぶらんぶらん揺れるのでNGでした。 つぎに、イヤフォンに延長コードを着けて短パンのウエスト部分に留めてみました。固定はされますが、イヤフォンのコードがジャマすぎます。たまに手や腕にコードが引っかかってイヤフォンが吹っ飛びました。

では、同じく短パンのウエスト部分でも後ろ側はどうでしょう・・・お、まあまあいい感じです。nano本体は固定されますし、イヤフォンコードも腕振りのジャマになりません。しかし、コードがどこかに引っかかる可能性はあります。取り外さなければ、nanoの画面にアクセス(画面を見たり操作したり)できないのもマイナス点です。

今度はイヤホンの延長コードを外してショートバージョンにもどし、キャップの後ろに留めてみました。・・・これがいい感じ!しっかり固定されるうえに、クリップによる頭部への違和感もまったくなし。もちろんイヤフォンコードもジャマになりません。

ただ、短パンの後ろと同じく、画面へのアクセスが取り外さないとできない点はマイナス。しかし何度か繰り返しているうち、「取り外す→着ける」の動作に慣れてそれほど気にならなくなりました。

「100%満足」という装着スタイルに辿り着いたわけではありませんので、これからもベストポジションを模索していきたいと思います。そのうち便利なアイテムが登場しそうな気もしますし。

アームバンドほど大げさじゃなく、上腕にフィットする「アームブレスレット」的な細いバンドが出るといいな〜。 少なくとも、公式サイトの女性ランナーみたいに袖口に留めて走るのは「絶対に不可能」ということだけは念押ししておきます。