いよいよ明日(18日)オープンする「RAYARD Hisaya-odori Park(レイヤード ヒサヤオオドオリパーク)」。ひと足お先に、生まれかわった公園全体をランナー目線でチェックしてきました。
あくまでも「ランニングに適しているか否か」という目線のため、ショップやイベント情報を知りたい方は他をあたってください。 さて「Hisaya-odori Park」は、名古屋・栄に位置する都市公園「久屋大通公園」がリニューアルして誕生したまったく新しいスポット。
2013年に事業計画が発表され、昨年から公園全体をクローズして工事に着手。コロナ禍を乗り越え、いよいよ明日(18日)グランドオープンを迎えます。 パークは北端(外堀通)のZone1〜南端(錦通)のZone4まで、4つのエリアから構成されます。
まずはZone1。目に飛び込んでくるのは一面に広がる鮮やかな天然芝。思わず裸足で走りたくなります。
Zone1はゆったりと自由気ままに過ごす空間に位置づけられているため、店舗は少なめ。もっとも「公園」らしいエリアです。
お店がないぶん人通りはも少ないと思われますので、他のZoneより走りやすそう。園内路の幅も広めです。
Zone2は魚ノ棚通と桜通に挟まれたエリア。以前は「ロサンゼルス広場」と呼ばれていました。ピンときた人はナゴヤ人です。
どこを見渡しても以前の面影はほとんどなく、もはや公園というより小綺麗な町というイメージ。
走るのはちょっと憚られる雰囲気です。
Zone2とZone3を結ぶのが桜通に架かるセントラルブリッジ。リニューアルを生き延びたのはいいのですが、よく見ると古びたまま。せめて欄干だけでもペンキを塗り直してあげればよかったのに。
リニューアル前の久屋大通公園の数少ない“遺構”となったセントラルブリッジを渡ってZone3へ。
Zone3はわかりやすくいえばテレビ塔があるエリアです。
アウトドアやスポーツ関連のショップが立ち並んでいるのが特徴。
Zone3にもちょっとした芝生広場が。
ランニングの合間に卓球はいかが?風の影響を受けにくくするため、屋外用の大きめの球を使用するそうです。 テレビ塔より南側がZone4。80mの水盤が目を惹きます。
パーク内でもっとも店舗が多いエリアで、名古屋の新たな文化拠点という位置づけ。おそらく人通りも多いと思われますので、走るのは控えたほうがよさそうかも。
さて、Zone1〜Zone4までざっとご紹介しました。写真からもわかるとおり以前の久屋大通公園の面影はほとんどありません。一抹の寂しさを禁じえませんが、中途半端に変えるよりよかったのかもしれません。
正直、ランナー目線では以前のほうが走りやすかったと思います。これからはHisaya-odori Parkをめざして走る、あるいは芝生広場でウォームアップしてから走りに出かけるなど、ランニングスポットというより「街ランの拠点」のような楽しみ方もできそうです。