かねてより大規模な再開発が進む、名古屋市中心部に広がる「久屋大通公園」。すでに昨年の夏にリニューアル後のイメージパースが公開されていますが、先日ディベロッパーである三井不動産がさらに踏み込んだ事業概要を発表しました。
ということで、新しく生まれ変わる久屋大通公園は「走れるのか？」ランナー目線でチェックしてみました。
本来であれば今夏にはオープンするはずだった「Hisaya-odori Park」。新型コロナの影響で開業が秋にずれこんだのは既報のとおり。 約35店の飲食・物販店が軒を連ねる、名古屋では珍しいオープンエアのパーク型複合商業施設です。
さて、とりあえず店舗情報は置いておいて、やはりナゴヤランナーが気になるのは「走れるか否か」。それではさっそく三井不動産の報道資料をチェック・・・ 残念ながらジョギングコースやウォーキングコースはとくに設けられない模様。
ただし、走れそうな場所はありそうです。 Hisaya-odori Parkは4つのゾーンに分かれており、このうち店舗が集中するのがzone2・3・4。混雑も予想されますので、人混みを縫って走るのはちょっと憚られます。
気持ちよくランニングできそうなのはzone1。公園北に位置するエリア（2区画）で、広大な大型芝生広場が整備されます。
この芝生広場の周囲は店舗や施設がほとんどなく、ゆったり走れそう。どのように通行路が整備されるか不明なため正確な距離はわかりませんが、おそらくぐるっと1周700mぐらいです。
出店予定店舗も発表されましたが、とくにランニングに関連したお店は見当たりません。 スポーツ・アウトドアという視点まで広げれば、「karrimor」「snow peak」（アウトドア）、「narifuri」（自転車）、「T4NAGOYA」（卓球）といったところでしょうか。
さて、せっかくの大型公園再開発プロジェクトにもかかわらずジョギングコースが整備されなかったのは誠に残念・・・ですが、都会を感じながら走るアーバンランニングには最適なロケーションであることは間違いなさそう。秋のオープンが楽しみです。
