疫病によるマラソン大会中止は過去にも。11年前の新型インフル騒動あれこれ。

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今秋開催予定のマラソン大会が続々と中止を決めています。大半のランナーはすでにあきらめムードではないでしょうか。前代未聞ともいえる事態ですが、疫病によるマラソン大会の中止が相次ぐのは今回が初めてではありません。

マラソン大会の中止理由といえば、もっとも多いのは台風襲来など悪天候によるもの。他には震災害によるコース不良、クマ出没、スズメバチ発生など。 今回のような疫病による中止は記憶にない方がほとんどだと思いますが、じつは初めてではありません。

ご記憶でしょうか。それは11年前の2009年のこと。ちょうど春から初夏、そして秋にかけて新型インフルエンザが日本を襲いました。

感染拡大防止のため、「小豆島オリーブマラソン」(香川)、「麒麟獅子マラソン」(兵庫)、「越前大野名水マラソン」(福井)、「「おばすてマラソン大会」」(長野)などが中止を決定しました。

当時も今回と同じく、マスクが店頭から消えたことを憶えている方はいらっしゃるでしょうか。 感染拡大を危惧した教育委員会からの要請で、修学旅行中止を新幹線ホームで知らされ中学生たち大号泣というニュースも話題になりました。

他にも「登校したら休校だった」とか、それなりに大騒ぎではありましたが、いま思えばかわいいものですね・・・。