インフルエンザ大流行でマラソン大会中止の現実味。

全国的に猛威を振るう季節外れのインフルエンザ。愛知県でも14日に「流行入り」しました。

インフルエンザは例年、12月上旬から1月頃に流行が始まり、1月〜3月にかけて流行します。

ところが今年はまだ残暑厳しい9月中旬のいま流行開始。これから秋冬にかけて流行が続くと予想されています。9月の流行入りは、2009年以来の早さとのこと。

2009年といえば、新型インフルエンザが大流行した年。後年になり新型コロナのパンデミックが発生したためインパクトが薄れてしまいましたが、当時もマスクが品薄になるなどそれなりに大騒ぎでした。

これからマラソン大会シーズンを迎える時期だけに、インフルエンザの流行度合いはとても気になります。

新型コロナによる大会中止は避けられても、インフルエンザでマラソン大会が中止に追い込まれる可能性は大いにあるからです。

「インフルエンザで中止?」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、過去にインフルエンザの流行によって中止になった大会があり、その数は1つや2つではありません。

たとえば2009年の大流行時だけでも「越前大野名水マラソン」(福井)、「麒麟獅子マラソン」(兵庫)、小豆島オリーブマラソン」(香川)、「おばすてマラソン大会」」(長野)などが相次いで中止に。

インフルエンザでマラソン大会中止の可能性は、けっして低くないのかもしれません。