30以上のセンサで走りを可視化する先進のスマートインソールが登場。

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4〜5年前から話題にのぼっては消えていく「スマートシューズ」というジャンル。シューズまたはインソール自体にセンサが内蔵されており、走行中の諸データを蓄積してフォームなどの分析ができるというスグレモノ。しかし、大手メーカーが参入しているにもかかわらず、いずれも話題性の割にはこれまで今ひとつパッとしませんでした。

そんな、なかなかヒットに恵まれないスマートシューズ市場にドイツのベンチャーNWTN」が参入。その先進性と実用性から注目を集めています。 NWTNが開発したのはインソールタイプのスマートラニングギア。商品名は「RUNVI」で、インソール自体に30の圧力センサ2つの加速度センサが内蔵されています。

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インソールに加速度センサといえば、12年前に発売されヒット商品となった「Nke+(ナイキプラス)」を思い出す方も少なくないでしょう。 さしずめRUNVIは懐かしのナイキプラスの超進化版というところでしょうか。 さて、RUNVIは足裏から伝わる圧力を細かく感知し、足のどこに体重がかかっているか、左右の足の差異など、走り方のクセや偏りを可視化

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スマホやアップルウォッチと連動し、リアルタイムでアドバイスしてくれます。これにより自身のフォームの崩れや傾向を認識でき、走りながら修正することが可能に。 RUNVI自体にGPS機能はありませんが、スマホとの連動により距離やペースなどの計測にも対応します。

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もちろんインソールなので、シューズを取り替えても使用OK。対応端末は今のところiPhoneSE、iPhone6、iPhoneX、Apple Watch Series 2-3のみ。 ただ、RUNVIクラウドファウンディングで寄付を募っている状況。商品化はほぼ決定的のようですが、日本発売についてはまったくの白紙。早く使ってみたいものです。