2016淀川国際ハーフマラソンvol.2<レース>篇。

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淀川国際ハーフマラソンのスタートは11時45分。朝ゆっく過ごせるのもこの大会の魅力の一つ。会場の淀川河川公園に到着すると、すでに多くの選手でにぎわっていました。 

淀川国際ハーフは「有森裕子ハート・オブ・ゴールド」支援レースとして有森さんのチャリティ活動(認定NPO法人ハート・オブ・ゴールド)をサポートしている大会です。 会場では同NPO理事の高石ともやさんと有森さんコンビによる楽しげなトークが響いていました。

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まずは受付でゼッケンをピックアップ。身軽になりたかったため、早々に着替えて上着と荷物をあずけました。

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とはいえやはり半袖短パンではじっとしていると肌寒い・・・そこで、河川敷をジョグしたり会場を撮影したり、つねにカラダを動かして時間をつぶしました。 そうこうしているうち、いよいよスタート時間が目前に。

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そして11時45分。有森さんと高石さん、そして沿道の方々の声援に包まれながら気持ちよくスタート。

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久々のレースで興奮しすぎ、序盤はかなりのハイペースでつっこんでしまい、10kmにも満たないうちに失速。いちど冷静になり、仕切り直して残りのレースに挑みました。

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当日は陽ざしが強く、気温も20℃近くまで上がったのではないでしょうか。ただ、強めの風が吹いていたのが救いでした。レース中は「向かい風でもいいから風よ止むな!」と願いながら走ったものです。

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もう一つありがたかったのが2箇所の給食エイド。スタートが11時45分と半端な時間なため、朝食を食べたきり何も腹に入れずにスタートしました。これが大失敗で、終盤にフルマラソンでも味わったことのない強い空腹感が・・・。 「腹減ったな〜」と思っているうち、体から徐々に力が抜けていくのがわかりました。「ハンガーノック」という言葉が頭をかすめたそのとき、遥か前方に「パン」という素敵な文字を発見! 俄然元気がわいてきてペースアップ。エイドをのぞくと、そこにはあんパンとクリームパンがトレイに山盛りになっていました。 ※撮影し忘れたので下の写真はイメージです。

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おもわずボランティアに「腹減ってたんです!ありがとうございます!」と叫んでしまいました。むしゃむしゃ食べているのは私一人で、ほとんどの選手は素通り。きっと計画的に補給しているのでしょう。 あんパンに元気をもらった時点で残り3km。まるでフルマラソンの終盤のような疲労感が全身を覆っていました。ハーフマラソンでここまでの疲労は初めてのこと。きっと走る体ができていないのでしょう。

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キツかったぶんゴールの達成感は格別。久々のレースでマラソンの楽しさを再認識し、よい気分で会場を後にしました。タイム的にはワーストに近いですが、現状の走力を確認できたのは収穫でした。

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