「エントリーストレス」の緩和がマラソン大会の新たな課題に。

いびがわマラソンのエントリーが、開始から1時間もたたないうちに終了。早い段階でソールドアウトすることは予想していましたが、まさか56分で全部門完売とは・・・。エントリーできなかった方、あきらめるのはまだ早い!今回から新設された「抽選」エントリー枠1,000人分が残っています。 a0001_014257_m.jpg 抽選エントリーは専用の「郵便振替」用紙での申し込み。用紙は前回大会出場者に送られた案内の中に同封されています。 手元に振替用紙がない方は事務局に請求してください。※用紙の請求は7月5日までとなります。詳細はいびがわマラソンWebサイトをご確認ください2013-07-02 15.52.21.jpg さて、本題です。今回のネットエントリーでは予想外のスピード完売にあてがはずれ、エントリーを逃した方も多いことでしょう。定員が限られている以上、走りたくても走れない人が出てくるのは当然の成り行きといえます。 ひとついえるのは、この世にすべての人を満足させるエントリー方法は存在しないということ。あちらを立てればこちらが立たず、です。 いびがわマラソン事務局では、少しでも市民ランナーの「エントリーストレス」を緩和しようと、今回から「地元優先枠」「先着枠(ネット)」「抽選枠(郵便振替)」の三段階エントリー制を採用するなど努力しています。 こうして参加者に対する配慮が感じられる大会なら、残念ながらエントリーできなかった方のイライラ気分も少しは晴れるのではないでしょうか。 「エントリー合戦」がスタンダードになりつつある昨今、誰が悪いというわけでもないのに文句をいっても仕方がありません。「“予選会”も楽しむ」ぐらいの心の余裕がほしいものです。 一方の大会側にとっては、できる限り平等をめざしたエントリー方法の工夫や出場できなかった方への配慮など、市民ランナーの「エントリーストレス」をいかに緩和するかが、これからの新たな課題になりそうです。