名古屋の再開発から取り残されてきた感のある熱田神宮前。「伊勢神宮につぐ御由緒の尊い大社」にもかかわらず、その門前は昭和のまま時間が止まり、今ひとつパッとしない状況が続いていました。
そんななか今年8月、名古屋鉄道が神宮前駅西街区に観光商業施設を開発することを発表。そして昨日、さらに踏み込んだ概要と施設名がリリースされ、来年9月に第1期オープンを控えた施設の具体像がより鮮明に浮かんできました。
そこで本日は、ちょっと気が早いですが熱田神宮前の新施設を起点としたランニングコースを考えてみます。
その前に・・・新たな施設の名称は「あつたnagaYa」。プレスリリースによると、「「地域で継がれる魅力を嗜み、再発見できる場所」として、観光客などの来街者をターゲットとする商業施設」がコンセプト。
「3棟の木造平屋建ての建物に、地域で長く愛されているお店や、食べ歩きも楽しめる地域食材を使ったお店、地元の文化を感じられるお店等、地域の良さを感じられる約15区画の店舗と、ワゴンやキッチンカー等を誘致し賑わいを創出」する名古屋の新たな観光拠点になるとのこと。
まだ具体的な入居店舗名はわかりませんが、パースから楽しげな様子が伝わってきますね。
さて、本題の「あつたnagaYa」(熱田神宮)起点のランニングコースです。地元のランナーというより、出張や旅行で名古屋を訪れた方におすすめする前提で考えてみました。距離はちょうど10kmに設定。
※コースマップは記事下をご覧ください。
スタートは「あつたnagaYa」。熱田神宮の参拝は後にして、まずは南下し「宮の渡し公園」へ。宮宿の船着場として栄えた当時の常夜燈「時の鐘」や船着場などが再現されています。
次に、大瀬子橋を渡り堀川沿いの遊歩道を北上します。やがて左手に見えてくるのは「白鳥庭園」。中部地方最大級の規模を誇る日本庭園です。
庭園散策を終えたらそのまま堀川沿いに北上。地元ランナーに人気が高い「白鳥プロムナード」を走ります。
名古屋国際会議場を通過し、さらに北上して金山方面へ。金山駅内を抜けた先にある商業施設「アスナル金山」で休憩しましょう。
さらに北へ1kmほどのところにあるのが「東別院」(真宗大谷派名古屋別院)。広大な境内で年間を通してさまざまな行事を実施しています。
東別院交差点を右折し、今度は南へ向かいます。緑豊かな「神宮東公園」を抜け、「熱田神宮」へ。
参拝を終え「あつたnagaYa」に戻ったらゴールです。
いかがでしょうか、これでちょうど10km。熱田神宮を起点とした新年の初詣ランにもおすすめです。
コースマップはこちら(クリックで表示)↓