第23回「2007東海シティマラソン」。

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愛知県東海市で開催された「2007東海シティマラソン」を体験取材してきました。 

名古屋市の南に位置する東海市は、「新日本製鐵名古屋製鐵所」や「愛知製鋼」を擁する鉄鋼のまちとしても有名。名古屋のビジネスマンが県外の得意先に持っていく手みやげの定番「ゆかり」でおなじみの「坂角総本舗」本社も、ここ東海市にある。

 

さて、東海シティマラソンの会場は名古屋から電車で20数分の名鉄尾張横須賀」駅前。文字通り駅前のロータリー一帯が会場になっているうえ、「特急」の常時停車駅のため交通便は超がつくほど良好だ。

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大会種目は私が出場する10kmロードレースの他、中学生3km、小学生2km、ジョギングの部、そして近隣自治体の中学校対抗による駅伝がある。エントリー数は合計で4700人ぐらいだというからそこそこの規模だ。小中学生向けのプログラムが充実しているためか、会場はちびっ子だらけ。近隣の子どもたち総動員といった感じ。 10kmの部は会場から少し離れた場所にスタート地点が設けてあった。

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片側2車線の道路を両方、つまり4車線分開放してのスタートなので人数の割にはそれほどの混雑はなく、最初から自分のペースで気持ちよく走ることができた。 距離表示が1kmごと、しかも大きく見やすい看板で示してくれていたため、ペースをつかみやすかった。おおむねフラットだが、4~5km地点からしばらくゆるい上りが続きペースダウンを余儀なくされる。

 

上りがあるということは下りもありペースアップできるのでトントンなわけだけど。ゴール前で女性2人にたて続けに抜かれて意気消沈したものの、42分16秒でフィニッシュ。自己ベストが更新できた。満足。

 

<大会講評> 実業団の名門、愛知製鋼陸上競技部中山竹通監督)のお膝元だけに、ほのぼのとした雰囲気の中にも硬派な競技性がかいま見られる好大会だった。周辺には駐車場も用意されているが、「改札出たらスグ会場」なので名鉄電車を利用するほうがいい。なぜならフィニッシュ後は近くのスーパー銭湯へ直行し、湯上がりに生ビールを飲むというスペシャルな楽しみ方ができるからだ。

 

コースはやや起伏があるものの、おおむね道が広くて走りやすい。折り返しの直線が長いので、トップランナー(実業団)の走りが見られる。10km大会にしては珍しい荷物預かりサービスあり。ランニングショップ、食べ物屋台、そしてなぜか野菜の直売コーナーあり。オールスポーツ参加。記録賞はフィニッシュ後即発行。参加賞はオリジナル手袋とボールペン(10kmの部)。お楽しみ抽選会あり。 ランニンググッズのショップ。 tokai_shop.jpg

 

なぜか野菜の直売が・・・ほのぼのしててグッドです。

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続々とフィニッシュする選手のみなさん。

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