マラソン大会が続々復活し、走るモチベーションもアップしている方は多いのではないでしょうか。そんな高揚感をさらに盛り上げるきっかけになる・・・かどうかはわかりませんが、来週月曜の9月12日は「マラソンの日」です。はるか紀元前に思いを馳せながら走るのはいかがでしょうか。
「マラソンの日」は公的に認められた祝日ではありませんし、何か行事めいたことが開催される気配もありません。 誰が言い出したかも定かではありませんが、その由来だけははっきりしており、今からおよそ2500年前にさかのぼります。
それは、紀元前490年9月12日に勃発した「マラトンの戦い」（ペルシア戦争）。※日付については諸説あり 戦の勝敗が決した後、アテナイ（現在のアテネ）の伝令兵士が自国の勝利を一刻も早く知らせるため、満身創痍の状態でマラトン（ギリシャ北部の町）～アテナイ間の約40kmを走り抜けました。
ようやくたどり着いたのもつかの間、「我勝てり」という言葉を残して力尽きたという逸話がマラソン競技、そして「マラソンの日」の起源だといわれています。
そんな悠久の歴史ロマンをも感じさせる「マラソンの日」ですが、毎年まったく盛り上がりを見せません。
9月12日といえばマラソンシーズンイン直前の好タイミング。新型コロナ下とはいえ、ラニング関連メーカーが「マラソンの日」をプロモーションに活用してもいいような気もしますが、とくにキャンペーンを実施している様子もなさそう。 マラソンの日を記念したキャンペーンやセールを開催すればランナーは喜ぶと思いますがいかがでしょうか。
