暑い日のランニングのメリット!「汗腺強化」で本格的な夏に備える。

ゴールデウィーク中は全国的に気温が上がり、上着いらずの暑さとなりました。このままいくと今年の夏はどうなってしまうのでしょうか。

名古屋の夏は国内でもトップクラスの蒸し暑さ。猛暑日が連日にわたって続き、35℃以下で「暑くて走れない」なんていっていてはナゴヤランナーはつとまりません。

とはいうものの、暑い季節の走り込みはかえって疲労をためることになるため、「夏は走らない」というベテランランナーも。しかし9月〜10月の初秋にレースを控えている場合、どうしても真夏の走り込みが必要となります。

そこで、あえて猛暑日ランの良い点を考えてみました。アフターランのビールがおいしいことはさておき、一番のメリットは「大量の汗がかける」こと。

炎天下で30分も走れば、あっという間にシャツはびしょ濡れ。まさに天然デトックス。体中の汗をぜんぶ出し切ったような爽快感は、真夏にしか味わえない「楽しみ」なのです。

さて、ひとくちに「汗」といっても、爽快な汗と不快な汗があるのをご存知でしょうか。

医師の五味常明先生いわく、汗腺は使わないと機能が衰えていき、使うほど機能が元に戻りやすいのだそうです。さらには、元気な汗腺からはサラサラのよい汗が出て、逆に汗腺が衰えるとネバネバした悪い汗になってしまうとも。

via:体臭研究の第一人者・五味常明先生に聞く! 冬こそ汗のニオイに注意!衣類の防臭・消臭対策│花王 MyKao

つまり、ランニングで日常的に汗をかくことは、夏バテや熱中症予防につながる汗腺強化の面からも非常に有効なのです。

炎天下にもかかわらず「なぜワタシ走ってるの?」と自分自身に疑問がわいたら、この夏ランのメットである「汗腺強化」という言葉を思い出してください。