これから蒸し暑くなるにつれ、少し走っただけでも汗が流れます。本人は爽快な気分でも、他人からみれば「汗ダラダラの人」が隣にいるだけで不快なもの。汗ダクになる機会が多いランナーは、とくに周囲への気配りが必要です。
夏は真剣に走り込んで疲労を溜めるより、かき氷ランなど途中でお店に立ち寄りながら、気ままに走って距離を稼ぐのがおすすめ。 そんなとき、気になるのはやはり「汗」。
汗ビタビタのままお店の椅子に腰を下ろすのは気がひけます。 入店前に着替えるのが最良の方法ではあるものの、いちいち着替えていられませんし、荷物も増えて現実的ではありません。 有効な対策としては・・・
●入店前にタオルで汗を拭う
●デオドラントシートでニオイを抑える
●椅子にタオルを敷く
●背もたれにはもたれない
●テイクアウトできるお店を選んで外で食べる
・・・といったところでしょうか。 もう少し上級なテクニックとしては、お店まで300mぐらいの地点からゆっくり歩いて汗をひかせるのも意外と効果あり。
不快な汗冷え自体を抑えたいならドライウェアという選択肢も。元々は登山用の肌着で、通気性を保ちつつ素早く汗を吸収してくれるベースレイヤーです。
ランニングウェアの下に着るだけで、不快な汗冷えを軽減してくれます。夏はクールタイプ、冬はウォームタイプと使い分けるといいでしょう。
各社から発売されており、値段は5,000〜8,000円ほどと、肌着にしてはちょっとお高め。しかし普段のランニングが快適になるなら安いものかもしれません。
毎日走る人でもドライウェアは1枚あればじゅうぶん。というのも、水洗いして干しておけばあっという間に乾いてしまうからです。
この夏は汗を賢くコントロールして、自分も他人も快適になるランニングを実践しましょう。