名古屋市北区・西区の境界あたりを起点に、清須市、中川区などを経由して伊勢湾に至る一級河川「新川」。その河川敷コースを走ってきました。
新川は江戸時代に造られた人工河川で、全長は27km(走れるのはその一部)と短いながら古くより地域の治水に貢献してきました。 新川の河川敷には写真のような管理用通路が整備されており、普段は自由に歩いたり走ったりすることができます。
この管理用通路が絶妙にランニングに適しています。その理由の1つ目はフラットであること。ペース走やフォームを意識した練習に向いています。 2つ目の理由はおおむね直線であること。これは新川が元々人工的に造られた河川であることに由来します。逆にいえば単調ということになりますので、楽しんで走るファンランにはあまり適しません。 理由の3つ目は人知れず走れること。堤防から一段下がっていますので、コソ練には最適です。人もそれほど多くないため、チームの練習にも重宝しそう。
とくに起点エリアにはmozoワンダーシティが隣接しているため、アフターランの楽しみもバッチリ。 ただし新川全域にわたり管理通路が続くわけではなく、分断されて迂回が必要な箇所がいくつかあります。走りに夢中になって転落しないように注意しましょう。※川の水位が上がりそうなときは河川敷に降りないでください。
ちなみに、庄内緑地から新川、洗堰緑地を走ってぐるり1周するコース(約8km)もおすすめです。