長い距離をノンストップで走れる河川敷のランニングコースは、ランナーにとって貴重なトレーニング場所。名古屋では庄内川、矢田川あたりがポピュラーでしょうか。現在、この2つの川(北区成願寺で接続)で集中的に工事が実施されています。トレーニングを考えている方はご注意ください。
まずもっとも規模の大きい工事区間は庄内緑地(北詰あたり)から洗堰緑地までの区間。庄内川サイクリングロードが完全に封鎖されており立ち入りできません。 清須方面や春日井・矢田川方面から走ってきた場合、堤防への回避が必要となります。
堤防道路には歩道はおろか路側帯すらない区間もあるためじゅうぶん注意してください。 下の写真が工事現場。明らかにコースを拡張しています。これはもしかして新たなジョギング(サイクリング)コースを整備しているのでしょうか!
「名古屋にもついに大井川リバティのようなマラソン専用コースが誕生か?!」と一瞬興奮しましたが、じつは単に重機の通り道として一時的に拡げているだけ。
ジョギングコースをつくっているわけではなく、川の流れをスムーズにするため河底に貯まった土砂を取り除いているのだそうです(工事名称は庄内川山田下流河道堀削工事)。
冷静に考えたら、ランニング文化に無関心の名古屋市や愛知県がジョギングコースの新設なんて実施するわけがありません。 矢田川でも断続的に橋梁の強化工事が行われています。
確認したところでは「三階橋」「矢田川橋」「宮前橋」付近で封鎖や走行制限を実施中。堤防への回避が必要となります。
矢田川の場合は橋梁強化ということで部分的なものですが、庄内川の掘削工事は封鎖区間が長いうえに期間も来春までと長期にわたります。庄内緑地を起点に河川敷を走る場合は下流方面(清須方面)がおすすめ。 ※タイトルに期待された方、ごめんなさい!