「第21回 長野マラソン」を取材してきました。自身初フルだった2007年の第9回大会 以来、12回連続(2011年大会は中止)で出場してきた長野マラソン。今回もエントリーしていましたが、病み上がりということで大事を取ってDNS。13回目にして初めて沿道から観戦するだけの“参加”となりました。
今回はDNS前提で長野入り。出場はしませんが、受付会場でゼッケンと参加賞Tシャツを受け取りました。走らないのに「がんばってください!」と声をかけられ、ちょっと申し訳ない気分・・・。
EXPO会場ではちょうど千葉真子さんのトークショーが行われており、大勢の来場者でにぎわっていました。
例年ならこの後、善光寺参りを済ませてホテルで体力温存・・・というパターンですが、今年は100%観光モード。 振り返ってみれば、過去12年連続で長野を訪れているのにゆっくりと観光したことがありません。ということで、今回は大会レポというより旅日記になってしまいそう。 受付会場を後に、一路レンタカーで小布施町へ。2007年に小布施見にマラソン参加のため訪れて以来の小布施町。おいしいお蕎麦をいただきました。
その後、かねてより訪れてみたかった地獄谷野猿公苑へ。季節的に温泉につかっているサルはいませんでしたが、想像以上に多くのサルが愛嬌を振りまいてくれました。
生まれたばかりの赤ちゃんザルにも会えて大満足。この日は渋温泉に宿泊してのんびり過ごしました。
大会当日、いつもなら5時前に起きて支度するところですが、今回は朝もゆっくり。まずは長野市内へ戻り善光寺参拝です。すでに大門前を選手たちが通過した後でした。
参拝後、長野駅東口からシャトルバスでフィニッシュ会場へ。2kmほど走って移動し、沿道から選手たちを応援しました。
選手としてではなく、沿道から観戦する長野マラソンはとても新鮮でした。いつもは一瞬で通り過ぎるエイドを裏側から見ていると、ボランティアスタッフの大変さや情熱が伝わってきました。
長野マラソンの“顔”、高橋尚子さんもコース上を行ったり来たりの大活躍。フルマラソンの距離ぐらいは走っているのではないでしょうか。
当日は中盤から後半にかけて気温が上昇。日差しが強く、立っているだけでもジリジリと肌が焼けそうなほど。完走率も85.45%と、厳しいコンディションを物語っていました。
いつもと変わらない長野マラソンのフィニッシュ会場。異なるのは自分が走っていないことだけ。完走メダルもフィニッシャータオルもありません。高揚した笑顔でゴールを喜ぶ選手たちが「うらやましいな」と思いつつ、観戦だけの長野マラソンもそれはそれで楽しめました。
来年は万全の体調で復活参戦できるよう祈りつつ、長野マラソン観戦ツアーの帰途につきました。選手のみなさん、ボランティアのみなさん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。