水戸黄門漫遊マラソンのコースは、所々アップダウンはあるもののおおむねフラット。狭い箇所もなく、序盤から気持ちよく走れるコースでした。
中間点では大型商業施設があるためか、応援の方々がたくさん。すでに脚は終わりかけていましたが、大声援のおかげで後半戦へと気持ちを切り替えることができました。
しばらく走ると、ランナーが行列を作っているのが見えます。「なんだろう?」と、わけもわからず並ぶことに。
行列の正体ははちみつドリンクエイドでした。おそらく私設エイドかと思いますが、とてもおいしかったです。ありがとう!
その後、ひたすら水戸市郊外を中心部めざして走ります。中間点〜30kmぐらいまではカメラを構える動作もつらかったため写真がありません。
それでもなんとか歩かず走り続け、ようやく偕楽園付近まで戻ってきました。
そして終盤戦のハイライト、千波湖公園へ。ここを走るのが楽しみでした。
うるおいあふれる美しい公園で応援も多く、しばし辛さを忘れて気持ちよく走ることができました。やはり景観が変化することで気持ちもリセットできるものです。
公園内では日本赤十字の方々が豚汁をふるまっていました。当然立ち寄り。撮影を忘れるほどおいしく、体中に塩分がしみわたっていくのを感じました。
終盤にきてペースは一気に落ちてしまいましたが、せめて残り1kmは背筋を伸ばしてしっかり走ろう・・・と決めていたものの、その1km手前で無慈悲な急坂が。
写真では分かりにくいですが、かなりの勾配です。沿道のおじさんが「地獄坂へようこそ!」と選手を激励(?)していました。 幸いにも坂はすぐ終わり、左折するとはるか前方にフィニッシュゲートが見えてきました。
嬉しさとレースが終わってしまう多少の寂しさを感じつつ、半年ぶりのフルマラソンをフィニッシュ。
そして水戸黄門漫遊マラソン参加の最大の理由である完走メダルをいただきました。
そう、黄門様の印籠型メダルです。これが欲しくてはるばる水戸まで足を運んだのです。頭が高い、控えおろう!
さて、名古屋から水戸はちょっとだけ遠いですが、交通の便はいいので気になりません。エントリー合戦とも無縁ですし、来年あたりいかがでしょうか。 ボランティア、応援の方々、選手の皆さん、お疲れさまでした。