2018 水戸黄門漫遊マラソン vol.1<水戸のおもてなし>篇。

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徳川御三家の一つ水戸徳川家が治めた地、水戸。そんな由緒正しい歴史を持つ水戸市を舞台に開催された「第3回 水戸黄門漫遊マラソン」を実走取材してきました。 

水戸入りしたのは大会前日。まちの中心部はそこかしこに横断幕やノボリが立ち、マラソンムードにあふれていました。本当はねば〜るくんに会えると思って期待していたのですが、非公式キャラのためかどこにもいませんでした。

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さて、水戸黄門漫遊マラソンはナンバーカードと計測タグが事前送付されるため、前日受付はありません。それでも前夜祭ではゲストの増田明美さんや谷口浩美さんのトークショーなどが開催され、大いににぎわっていました。

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当日の参加者は13000人(エントリー15500人)。そこそこの規模にもかかわらず会場の案内・レイアウト・動線がよく練られていたため、混雑感や窮屈さはあまり感じませんでした。

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大会委員長でもある水戸市長みずから「トイレには力を入れた」とおっしゃるとおり、会場、スタート地点、コース上のトイレ、いずれも充実していたように思います。 給水・給食について、参加の手引きを見ると公式のテーブルが少なくて不安をおぼえましたが、じつは漫遊マラソンでは「ランナー応援隊」という制度を設け、これがただ応援するだけではなく給水・給食エイドも担っていることがわかりました。

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公式エイドと応援隊エイド(準公式エイド)をあわせるとかなりの数にのぼり、これに純粋な私設エイドも加わるため給水・給食に困ることはまったくありませんでした。

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もちろん沿道の応援も3回目とは思えないほどの成熟ぶり。町単位で応援してくれたり、田んぼの畦道から手をふってくれるお年寄りやお約束の野球少年たちなど、応援自体を楽しんでいただいている雰囲気が伝わってきてこちらも嬉しくなりました。

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コースは地方都市型マラソンによくある町の中心部→郊外→田園地帯を回って戻ってくるタイプ。漫遊マラソンの場合も同じような構成でしたが、他と違うのは歴史的な庭園などを愛でながら走れること。

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とくに終盤の偕楽園、そして千波湖周遊コースはとりわけ美しく、しばし疲れを忘れさせてくれました。

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あたたかなおもてなしと、走りやすくて美しいコースの水戸黄門漫遊マラソン。おすすめです。

DSCN8657.JPG ●vol.2<レース前半>篇につづく。