実走!名古屋RUNコース vol.107「しだみ古墳群(守山区)」。

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来年春のミュージアム施設オープンを控え、注目が集まる守山区の「しだみ古墳群」を走ってきました。 

名古屋市の北東、守山区上志段味一帯には、大小66基もの古墳(うち7基が国史跡)が集中的に点在しています。来年春には「しだみ古墳群ミュージアム」がオープンするなど、名古屋市の新たな歴史・文化拠点として注目を集めています。

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古墳群は名古屋市最高峰の東谷山(198m)を含む、東西約1.7km、南北約1kmの範囲に点在。トレラン気分も旅ラン気分も味わえ、適度なトレーニングにもなるコースです。

 

スタートは鉄道利用ならJR高蔵寺駅起点、クルマならフルーツパーク起点が便利。 まずは高蔵寺駅からもっとも近い「東谷山白鳥古墳」へ。ここは古墳群の中で唯一、古墳内部の横穴式石室が見られるようになっています。  

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第2古墳ポイントは市バス上志段味停からすぐの「勝手塚古墳」。高さ約53mの墳丘頂上に勝手社の本殿が祀られている、国指定史跡の一つです。

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第3古墳ポイントはミュージアムオープン予定地に隣接する「志段味大塚古墳(国指定史跡)」。

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施設予定地横の階段を登っていくと、「西大久手古墳」や「大塚3号墳」など小さな古墳が点在する美しい公園が広がります。

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もっとも大きな「白鳥塚古墳」は、きれいに復元されているためまるで巨大な遊具のよう。地元の子どもたちの遊び場と化していました。

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第4古墳ポイントは一番最初に国指定史跡となった「白鳥塚古墳」。古墳の頂には石英で白く輝いていた外観を再現してあります。

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白鳥塚古墳にほど近いフルーツパークで休憩したあとは標高198mの東谷山へと向かいます。東谷山もしだみ古墳群の一部で、山中や頂上付近に3基の古墳が現存。

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低山ながら急勾配なため、ちょっと登っただけで息が切れてしまいます。

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3基のうち頂上付近にある「尾張戸神社古墳」は、その名のとおり立派な神社が祀られ、展望台からは美しい眺望が開けます。

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庄内川方面へと下山すると、第一ポイントの東山谷白鳥古墳へと戻ります。 ぐるっとめぐって約8.2km。山ランも含むため、そこそこ走り応えあり。古代ロマンを感じながらの古墳ラン。この秋おすすめです。