旅ラン日本 vol.34【岐阜・粕森公園】。

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粕森公園は、岐阜城天守を戴く金華山に連なる低山一帯に整備された自然公園。麓から頂上まで石畳の遊歩道が設けられていて、これがなかなか手応え・・・いや、脚応えあり。真剣に走ればかなり良質なトレーニングコースになると感じました。

粕森公園遊歩道の入口は名鉄岐阜駅から1kmちょっと。螺旋階段を上っていきます。

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その昔は頂上付近にプラネタリウムがあったそうで、「ロマンスリフト」と呼ばれる観光リフトも整備されていたとのこと。そういえば、写真には撮らなかったのですが、ルート上に寂れた鉄塔の残骸を見ました。 螺旋階段を登り切ると、ご覧のような石畳の道が延々続きます。すぐ終わるかと思いきや、これがそこそこ長い!

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石畳といってもデコボコしているので、すぐに足の裏が痛くなってきました。

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頂上までひたすら上るわけですが、急な坂はありません。ほどよい傾斜は負荷トレーニングに最適だと思います。結局、一人もハイカーに出会いませんでした。 初めての分岐。迷わず「展望台」方面へと進みます。

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頂上には駐車場、トイレ、そして古いけど立派な展望台がありました。

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さっそく展望台の上へ。すると、想像以上にきれいな眺望が広がっていました。岐阜のまちを一望できます。

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岐阜城の天守もバッチリ。

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なぜか等間隔でカップルが。暗黙のオキテなのでしょうか。

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ひとしきり眺望を堪能したあとは、さきほどの分岐に戻って「時の鐘」方面へ。ここからはひたすら下りです。

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20分ぐらい走ったでしょうか。ようやく「時の鐘」の姿が。

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なんとこの梵鐘、1時間に1回オートメーションで撞かれるんだとか。ぐるっと見回しても、モーターなど機械的な仕組みやボックスのたぐいは見当たりません。

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どのように鳴るのかその場でスマホで調べたところ、以下のような動画が見つかりました。何の前触れもなく、撞木がいきなり飛び跳ねてゴンッ!

 

これ、事情を知らないおじいちゃんが通りかかったときに作動したら心臓とまっちゃうんじゃないでしょうか。 と、そんなことを想像しつつさらにコースの先へ。ここからは急な石段が続き、何の変哲もない住宅街に至りました。

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あまりにも普通の町なかに降りてきたのでコースが合っているのか不安でしたが、看板が設置してあったので間違いないでしょう。

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コースのほぼ全域が木陰なので日焼けが気になる女性ランナーにもぴったり。ぜひ金華山トレランや岐阜観光ランと合わせてお楽しみください。