旅ラン日本 vol.14【岐阜城攻略】

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 金華山(稲葉山)は長良川を見下ろす標高330mほどのちいさな山で、日本100名山のひとつ。山頂付近には岐阜城跡があり、展望台がわりの復興天守(4階建て)がそびえています。岐阜みちくさランニング後半戦はこの金華山を攻め上がり、岐阜城を攻略します。

金華山のふもとにある「岐阜公園」は、織田信長住居跡や昆虫博物館などがある都市公園。金華山山頂付近まで連れていってくれるロープウエイ乗り場には、GWらしく長蛇の列ができていました。

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もちろん今回の岐阜城攻略にはロープウエイは使わず、自分の脚で駆け上がります。といってもたかだか330mの低山。15分ぐらいで登れる・・・と油断したのが間違いでした。適当に選んだ登山道がほとんど直線。つまり、両手両足フル稼動の直登ルートでした(馬の背口登山道)。

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しかもサーフェスがゴッツゴツの堆積岩。当日はトレイルシューズではなくターサーを履いてきてしまったので、足裏からの突き上げがキツくて参りました。結局、1mも走ることなく山頂へ到達。所要時間は30分ぐらいでしょうか。

 

山頂は行楽客でごったがえしていました。ほとんどの人はロープウエイで上がってくるので涼しい顔をしています。全身汗みどろなのは私ぐらいのものでした。

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しかし、天守閣の最上階を落とすまではまだ休憩するわけにいきません。ところが!なんと模擬天守へ入館するための大行列ができているではありませんか。行列、渋滞、人混み系は大の苦手なんですが、ここまできたら後には退けません。

 

イライラしながら行列に耐えること15分。ようやく天守閣内への侵入に成功。展示物には目もくれず一気に最上階まで駆け上り・・・・獲ったどーーー!そこには360度、素晴らしいパノラマが広がっていました。岐阜城攻略完遂です。

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絶景を堪能したあとは、売店でアイス(3本目)を購入してしばし休憩。下山は「もっともなだらか」と書いてある「七曲口(大手口)」を選択しました。序盤の石段にはリズムが合わず手、いや、足を焼きましたが、途中からの土の道は快適に下ることができました(ハイカーが多かったのでかなりゆっくりペース)。

 

今回の岐阜みちくさランニングの全行程は20kmほど。しかし予想外の岩山直登(全身運動)が加わったため負荷は強めに感じました。名古屋から気軽に出かけられるうえ、道幅も広い&フラットで自然も楽しめる岐阜のまちはランニングにぴったり。おすすめです。