大阪ハーフは大阪国際女子マラソンと同じ12時10分スタート。参加者は5,000人です。当日の気温は低かったと思いますが、陽ざしが強くて暑くなりそうだったためグローブやアームウォーマーはつけませんでした。
まずは大阪城公園太陽の広場に、スタートブロックごとに整列。係員の誘導に従い、ぞろぞろとスタート地点の公道上へと移動しました。整列しているときに陸連の職員が何度も見回り、異なるブロック番号の人に正しいブロックへ移動するよう促している姿が印象的でした。
もちろん仮装も禁止。「国際女子マラソン」の(付属大会の)名に恥じぬ、競技性を前面に押し出した運営であると感じました。
ハーフマラソンのコースは国際女子の「復路(後半)」と重なります。ということで、スタート直後はいきなり国際女子のハイライトでもある大阪城公園内へ。コース両脇にはすでに多くのギャラリーがつめかけていて市民ランナーに声援を送ってくれました。
大阪城公園の京橋口を抜け、天満橋をちょっと越えたあたりで折り返し。ちなみに国際女子はその先を進んで中の島公園、御堂筋、道頓堀へ至って折り返します。うらやましい!
ハーフはその後、大阪ビジネスパークを通過し、国際女子の復路とまったく同じコースを長居陸上競技場のフィニッシュに向けてひた走ります。 ちょうど10キロ地点手前ぐらいで国際女子のトップ集団に遭遇。福士選手や渋井選手が集団の中にいることを確認し、テンションも上がったところでハーフ後半戦へ。
しばらくは国際女子の後続の選手たち(最終ランナーまで)とすれ違いながら走る展開に。
後半戦は苦しくなったりラクになったりを繰り返しながら、なんとか大崩れすることなく残り3キロ地点へ。ちょうど長居公園に入りギャラリーも一気に増えます。 声援を追い風にペースを上げようと考えていたのですが、崩れることがないかわりにペースアップする余裕もありませんでした。 そしてついに陸上競技場への入口!国際女子の選手と同じくトラックを半周してフィニッシュへと向かいます。
スタンドのお客さんは私たちハーフの部の市民ランナーにも温かな拍手を送ってくれました。
フィニッシュした後はもちろん大阪国際女子マラソン観戦。ガメラ選手や福士選手たちのフィニッシュをしっかり見届けました。
さて、大阪ハーフのコースは「高速コース」といわれるだけあってタイム狙いにはおすすめ。競技性を重視した運営なので走りがいもあります。 国際女子マラソンと同じコースを走れてフィニッシュも同じという魅力はあるものの、参加費が少々お高め(7,500円)なので次回もエントリーするかは迷うところ。 しかし、「大阪マラソン」を2年連続で落選している私としては、今回ハーフながらも初めて大阪のまちを走れたことはたいへん良い経験になりました。