第2回 奈良マラソンvol.1<レース前半>篇。

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今回の奈良マラソンでは、待機場所、スタートライン、コースの一部に若干の変更がありました。とくに、スタートラインが競技場敷地内から公道上に移ったことで、より多くの応援の方々にスタートの迫力を間近に感じていただけたのではないでしょうか。

レース当日はくもり。指先がかじかむほど寒いのは今季はじめて。そこで、迷った末めったに着けることのないアームカバーとレーシンググローブを装着してのぞむことにしました。レース後半になってもあまり気温が上がらなかったため、この判断は正しかったと思います。

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ゲストランナー 有森裕子さんの紹介のあと、9時ジャストに予定どおり号砲。ドドーーンと盛大に花火が打ちあげられる中、第2回 奈良マラソンがスタートしました。

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スタート台の有森裕子さん。かなりのハイテンションで選手を送り出してくれました。

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スタート後、まずは鴻ノ池陸上競技場横を南下。1.5kmほどで奈良市街の大通りである大宮通へ。

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平城宮跡の看板が見えてきました。 

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昨年は撮り逃がした「朱雀門」をばっちりゲット。

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ついでに天女(?)さんたちもゲット。

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5km地点で折り返し、大宮通奈良公園方面へ。往路からは後続のランナーが続々と走ってきます。

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奈良市街へ近づくにつれ、ギャラリーの数も増えてきました。正面に見えるのが若草山です。

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近鉄奈良駅付近で10kmおよび5kmの部と合流。選手密度が増してやや走りにくくなったものの、女性ランナーが増えたことで華やかになり、逆にテンションは上がりました。

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東大寺大仏殿の入り口あたりで右折し、春日大社横の道を南へ。大通りと比べて道が狭くなりスピードダウンを余儀なくされましたが、すぐに10kmの部とコースが分かれたため再び自分のペースを取り戻すことができました。

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その後、国道169号を天理市方面へひたすら南下。国道沿いに序盤のような観光ポイントはほとんどありませんが、沿道の熱い応援が途切れることなく続いたため、とても気持ちよく走ることができました。 やがて16km地点で進路を東へ。ここからはいよいよ奈良名物の山越えが始まります。

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ここまでのペースはおおむねキロ4分40〜50秒をキープ。このままいけば3時間18分ぐらいでフィニッシュ・・・できるはずがないことはわかっています。終盤大失速することは目にみえているんですが、毎回どうしても抑えることができません。 それに奈良マラソンは自己ベストを出している相性のいいコース。「もしかしたら・・・」という“下心”があったのも事実です。 しかし、マラソンに「もし」や「奇跡」がないことはみなさんご存知のとおり。果たして奇跡は起きなかったわけですが、その様子は明日のvol.2<レース後半>篇で。