トレイルランや旅ランに欠かせないバックパックのロングセラー、GREGORY「ルーファス」。2007年に初登場して以来、何度かモデルチェンジを重ねてきました。最近では2019年のリニューアルを経て、今夏3年ぶりに新モデルが発売。さっそく入手しましたので紹介します。
オールマイティで使い勝手の良いルーファスは、2007年の初登場まもなく市民ランナーの支持を集めました。 ちょうどトレイルランニングがランナーの間で話題になりつつあった頃で、当時はランイベントを開催すれば「10人中8人はルーファス(女性モデルはサンジェム)ユーザー」でした。
さて、この夏に発売された最新のルーファス12(レッド)。見た目は2019年モデルとほぼ変化なし。マイナーチェンジにとどまっています。
違いを探すのもひと苦労なほどですが、ショルダーハーネスのポケット(右側ボトルホルダー、左側ジッパーポケットともに)が若干サイズアップしています。これはスマホを入れた際に気づきました。
前モデルではチェストストラップにホイッスルが付いていましたが、新モデルには見当たりません。ホイッスル廃止かと思いきや、ハーネスのジッパーポケットの中に縫い付けられていました。
ホイッスルがスマホの画面に当たって傷つきそうで、これはちょっとマイナス点。まず使わないと思いますが、ホイッスルの紐を切って別の場所に結んでおくことにします。 あと気づいた点としては、上部のGREGORYロゴが若干大きくなっている気がします。
そして前モデルとの最大の違いを発見。それは、上部荷室の内側にあった石川弘樹さんのプロデュースタグが削除されていること。
しかしよく調べてみると、HIROKIタグはネイビーのみにつけられているのだそう。知らなかった。今回は前回と気分を変えてレッドを選びましたが、最初から分かっていればネイビーにしたのに・・・ちなみに値段は同じです。
その他、ハーネスやポケットの形状・角度が微調整されているなど、目立たない部分で改良が加わっているとのこと。ちなみにかつてルーファスの女性モデルだった「サンジェム」の復活は今回もありませんでした。「ルーファスW」が女性モデルとなります。