「五輪開催でむしろ人流減る」説、誰かシミュレーションしてください。

f:id:run-off:20210617171345p:plain

東京オリンピック開催による人流の増加が懸念されています。しかし、開催することでむしろ日本全国はもとより世界中の人流が減少するのではないか、と考えるのは私だけでしょうか。

東京五輪が開催されることはどうやら間違いなさそう。現在は観客を入れるか入れないか、入れるとしたら上限は何人か、とう議論になっています。

試算では有観客で上限1万人にした場合、およそ400万人が五輪期間中に居住地と東京都その他の各会場を行き来することになるそうです。

確かに「観客だけで400万人の人流が生まれる!」と危惧する気持ちはわかりますが、仮に五輪が中止となった場合、この400万人は本来の五輪期間中、どこにも出かけず家でおとなしくしているでしょうか

五輪期間(パラリンピックを除く)は7月23日から8月8日まで。この間、4連休と3連休がそれぞれ1回ずつあります。この暦はたとえ中止になっても変わることはありません。

五輪が開催されればテレビ観戦する人が増える→必然的にステイホームが促進される→結果、日本はもとより世界中の人流が抑制される→究極のコロナ感染防止対策になる!?・・・と、なんの根拠もなく思ったりします。

逆に五輪が中止になった場合を想像してみてください。

五輪のTV中継というステイホームを促す強力な“武器”はありません。4連休+3連休を含む本来の五輪期間中、みんな堰を切ったように行楽地や繁華街に繰り出し、総体的な人流はむしろ桁違いに増えるような気がしてなりません。

もちろん私は専門家でもなんでもないので、上記はあくまでもおじさんのたわごととして聞き流してほしいのですが、「五輪開催でむしろ人流減る」説についてどなたかシミュレーションしてくれないかな。

これまでの人流シミュレーションには、「五輪TV観戦で外出機会が減る」というファクターが抜けているような気がしてなりません。