マラソンが肌荒れの原因に!?

フルマラソンレース当日の朝、かならず行う“儀式”があります。しかも素っ裸で。さて、それはいったいなんでしょう。 protect001.jpg 答えは、皮膚保護クリームをカラダに塗りまくること。ランニングされない方はピンとこないかもしれませんが、マラソンは同じ動作をひたすら長時間繰り返す運動のため、ウェアと皮膚の相性が悪かったり、素材自体が運動に向いていなかったり、ウェアに余分な縫い目があったり・・・ほんのわずかなことが原因で衣擦れを起こし、不快な思いをする恐れがあるのです。 そこでランナーが使っているのが、衣擦れを防止する保護クリームというわけ。脚の付け根、首、肩、体側など、衣擦れしそうなデリケートゾーンにクリームをすり込みます。素っ裸で。私は肌が弱いため、入念にクリームを塗る必要があるのです。だから素っ裸です。 皮膚保護クリームとして昔から定番なのは、ワセリンまたはディ○○ン(商品名)。私はディ○○ンを使っていたのですが・・・これ、超個性的な臭いがします。大きなマラソン大会があると、電車やシャトルバスがディ○○ン臭で満たされるという事態が発生したものです(今でも?)。 この超個性的な臭いが苦手で、いつもユウウツな気分のままクリームを塗りたくっていました。素っ裸で。ちなみにディ○○ンは2007年に製造元であるアメリカの会社が倒産したため、一時、日本の店頭からも消えてしまいました。 しかし超個性的な臭いがするとはいえ、ランナー御用達の優れた人気商品には違いなく、すぐにどこかの会社が権利を買い取り商品名を変えて販売が再開されました。リニューアルしてから臭いが改善されたという噂も聞きますが、試していないので真偽のほどはわかりません。じつはディ○○ン倒産の報を受け、当時あわてて特大サイズを購入したものです。いまだにたっぷり残っています。 あ、ディ○○ンの思い出が長すぎました。本題です。下の写真はディ○○ンと同じく、スポーツの前に塗る皮膚保護クリーム「Protect S1(プロテクトエスワン)」。そのトライアル品をいただきましたのでご紹介します。 protect003.jpg まずはProtect S1をムニュゥゥと出してみました。ディ○○ンがフォーム状(泡)だったのに対し、こちらはクリームそのもの。成分や製造方法が異なるのでしょうか。 protect002.jpg 恐る恐る鼻を近づけてみると・・・あ、くっさくない!いや、超個性的な臭いがしない!それどころか完全なる無臭です。引き続き、試験的に手の甲に塗ってみました。すり込んでいくうちにベタツキがなくなり、サラッとした印象に。これならマラソン大会早朝の全裸ぬりぬりタイムが楽しくなりそうです。 さて、肝心の効果のほどは!?・・・すみません。長い距離を試す機会(フルマラソン)がないのでまだわかりません。長々と書いてきたわりにはまったく試用レポになっていませんが、イヤな臭いがないということだけ報告しておきます。 ※詳細は製造・販売元「アースブルー」で。