連休中、チェアリングランにいってきました。その前に「チェアリングってなに?」という話ですよね。愛好家の方によると「マイチェアを持って好きな場所へ行き、座ってくつろぐだけのお手軽アウトドア」とのこと。これにランニングを合わせたのが「チェアリングラン」です。
今回、チェアリングのご指導をいただいたのは、一宮市で広島お好み焼き店を営むてっぱんおやじさん。
てっぱんおやじいわく、チェアリングの注意点として「身軽に手軽にをモットーとする」「騒がない・迷惑をかけない」「キャンプにならないようにする」などが挙げられ、それ以外はとくにルールはないのだそう。
今回のチェアリングランは、そのチェアリングにランニングをプラスした、まったく新しいアクティビティです。
ここで問題なのが、ランニング中に椅子を携帯しなければならないこと。ある程度の座り心地を満たしつつ、バックパックに収納できるコンパクトさと軽さも求められます。てっぱんおやじ曰く、理想はヘリノックスというブランドの折りたたみチェア。
(c)2022 A&F Corporation
しかしけっこう値が張る(1万5千円〜2万円ほど)ため、似たようなタイプの廉価版で我慢しました。こちらはカーマホームセンターで購入したヘリ○ックスもどきのイス。価格は2千円ぐらいでしたが、サイズ、座り心地ともに及第点といったところ。
写真のバックパックは12リットル。折りたたんでカバーに入れた状態ですっぽり収まりました。おやつやタオルを入れる余裕もあります。
それではさっそくスタート!今回はチェアリングがメインなので距離は控えめ。5kmほど走った先でイスをセッティングし、チェアリングを楽しみました(ランニング中の様子は省略!)。
持参したおやつを食べながら自然の中に座ってくつろぐだけ。帰りも走らなければならないためお酒は控えました。
ポイントはチェアリングでの飲食は最低限にとどめること。これ以上ひろげると単なるキャンプになってしまいます。 思う存分チェアリングを楽しみ(といっても座ってしゃべっているだけなんですが)、ふたたびランニング。有意義な一日となりました。
イスひとつあるだけで、ふだんの散策ランに変化がつきそう。1人で適当な場所まで走っていき、イスを置いて読書するのもいいかも。 「ベンチに座ればいいのでは?」とか「敷物のほうが軽いぞ」などと考えるのは無粋です。
マイチェアを携帯して好きな場所に設置してくつろぐ。この感覚はやってみないとわかりません。だまされたと思っていちど体験してみてください。