読売新聞と毎日新聞の主導権問題はどうなる?大阪マラソン・びわ湖毎日の統合が正式決定。

6546546.JPG

かねてより話題に上がっていた、大阪マラソンびわ湖毎日マラソンの統合が正式に決定。「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」として、2022年2月27日に開催されることが発表されました。

大阪とびわ湖の統合で気になっていたのが新聞社問題大阪マラソンは読売新聞が共催に名を連ねており、一方のびわ湖毎日マラソンの主催は毎日新聞(ほか日本陸上競技連盟滋賀県大津市。共催にNHK)。 本日公表された大阪マラソン組織委員会のリリースでは、仮の大会名は「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」となっており、「毎日」の名前が残っています。

しかし次年以降は「大阪マラソン」で名称統一されるため、「毎日」の名前が消滅する見込み。 東京マラソンのようにフジテレビと日本テレビが隔年でテレビ・ラジオ中継を担当する例はありますが、大阪・びわ湖統合大会の場合は主催者(共催者)同士なので重みが違います。

まあ、どちらが主導権を握るのかなんて参加するランナーにとってどうでもいい話ですが・・・。 いずれにしても大阪マラソンは、今までは単に規模が大きいだけでしたが、びわ湖毎日との統合で名実ともに東京マラソンに並ぶ世界基準の大会へと飛躍します(びわ湖のゴールドラベルを継承)。

大阪と東京は開催日も1週間しかはなれておらず、国内2大大会が2月末〜3月第1週に集中することに。2023年以降もこのスケジュールで定着するのでしょうか。

さて、「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」の定員は20,000人(一般ランナー16,300人)。これは新型コロナを警戒して低く抑えているものと思われます。エントリー(一般)開始は9月3日。参加料は23,000円です。

「大阪マラソン」と「びわ湖毎日マラソン」の統合決定共同通信PRワイヤー)