来年3月開催予定の、愛知県初となる市民フルマラソン「にしおマラソン」(男女共に参加できる自治体主催フルマラソン)。そのメイン会場周辺を走ってきました。
“三河の小京都”と称される西尾市は、古くより抹茶(甜茶)の産地として有名。10年前、一色うなぎでおなじみの一色町、かつて吉良上野介の領地であった吉良町などと合併して市域が拡大しました。
名鉄西尾駅から1kmほど北西へ走った地に広がるのが、西尾城址を利用して整備された「西尾市歴史公園」です。
園内でひときわ目立つのが「本丸丑寅櫓」。歴史公園のシンボル的存在です。1996年に復元された比較的新しい建物で、内部に入ることができます。この櫓が天守だと勘違いしている人も多いかもしれません。
芝生が美しい二之丸広場には、昨年復元されたばかりの「二の丸丑寅櫓」が建っています。
天守閣の復元も計画されており、すでに天守台がスタンバイ。
園内の一隅に佇む「旧近衛邸」では、庭園を眺めながら抹茶を楽しむこともできます。
歴史公園から300mほど離れていますが、昭和初期につくられた京風庭園「尚古荘」や西尾抹茶スイーツが楽しめる「抹茶ラボ 西尾伝想茶屋店」も見逃せません。
歴史公園から600mほど南西に位置する建物が「西尾市文化会館」で、この周辺が「にしおマラソン」のスタート会場になります。
文化会館に隣接するグラウンドはフィニッシュ地点です。
にしおマラソンの海沿いコースにもなっている一色漁港周辺も走ってきましたので、また近いうちに紹介したいと思います。