愛知県常滑市を走ってきました。常滑といえば中部国際空港(セントレア)がある町として有名(?)ですが、瀬戸市と並ぶ焼き物の一大産地としても全国にその名を馳せています。今回はコストコやイオンがある「りんくう」地区ではなく、「やきもの散歩道」を中心に昔ながらの町並みを散策ランしました。
スタート地点は名鉄「常滑」駅。少し上り坂になっている「とこなめ招き猫通り」を東へ進みます。
さまざまなタイプの招き猫がこれでもかとお出迎え。
そう、常滑は招き猫の国内シェア80%。日本有数の「猫推し」の町でもあるため、猫好きランナーにはたまらない場所といえるでしょう。
ほどなくして「やきもの散歩道」の入り口に到達。
細い路地や煙突のある風景など、見ていて飽きません。
いたるところにギャラリーやお店があり、いちいち立ち寄りたくなるためなかなかランニングにならないのがタマニキズ。
江戸〜明治時代にかけて廻船業を営んでいた瀧田家住宅。200円で見学することができます。
他にも風情ある「土管坂」や国指定重要文化財の「陶榮窯」など、やきもの散歩道には見どこがたくさん。
本物の猫ちゃんも。
やきもの散歩道エリアを離れ、つぎは1kmほど走って「INAXライブミュージアム」へ。
こちらの施設は「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「土・どろんこ館」など6つの施設から構成されるやきもののテーマパークです。じっくり見学・体験すると90分〜2時間ほどかかります。
おなかが空いたので、博物館に併設するレストランでピザをいただきました。
少し休憩した後、常滑駅へ戻ります。帰路は違う道を走ったのですが、ここ(陶器彫刻のある散歩道)にも招き猫がずらり。猫推し、徹底しています。
今回の常滑散策ランは、距離にしたら10kmも走っていません。にもかかわらず中身が濃すぎて、朝から夕方までかかりました。 ちなみに常滑散策ランをより楽しむため、映画『泣きたい私は猫をかぶる』(Netflix)を観て予習されることをおすすめします。アニメですが、実際の景観を忠実に再現しています。