スタート地点で「コロナ、懐かしいね」と笑い会える日がきますように。

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ランニングジャーナルは今年で15周年。本年もどうぞよろしくお願いします。ということで、新年1回目のトピックは・・・やはりコロナですね。初めて新型コロナウイルスに関する記事をアップしたのは、昨年1月23日のことでした。

当時はまだ厚生労働省も「持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありません」という認識。この時点ではまだまだ対岸の火事で、1年後の今の状況を誰が想像し得たでしょうか。

その後、東京マラソンが中止(エリートのみ開催)を発表して潮目がガラリと変わったのは記憶に新しいところ。返金問題で市民ランナーの意見も二分しました。 2月中旬以降、他の都市型マラソンも東京に追随。

この流れは大規模大会にとどまらず、10km程度のローカル大会にも飛び火し、日本からマラソン大会が消えたのです。 それでもこの時点(2〜3月頃)では、まさか秋の大会にまで影響が及ぶとは夢にも思いませんでした。おそらく皆さんも「さすがに秋は大丈夫だろう」という認識ではなかったでしょうか。

しかし夏になると秋の主要大会が続々と中止を発表。早くも夏の時点で秋のマラソン大会を諦めさせられたランナーの注目は、年明けの大会へと移っていきました。

そして・・・気づいたら2021年を迎え、再び緊急事態宣言発令・・・。とてもマラソン大会が開催できる空気ではなく、もはや春の大会開催も極めて厳しい状況になっています←イマココ

果たして今年の秋、日本は世界はいったいどうなっているのでしょうか。今がかわいく思えるぐらい悲惨な状況になったいる可能性もありますが、いま悪いことを想像したところで何の得にもなりません。

ラソン大会のスタート地点で「コロナ、懐かしいね」と笑いあっているシーンをイメージして、今は来たるべき号砲に備え準備するのみですね。