愛知県三河地方のまち、碧南市。工業のイメージが強いエリアですが、実際には見どころ豊富で週末のファンランには最適。今回ご紹介するのは潮風が心地よい臨海コースです。
スタートは名鉄三河線「碧南中央」駅。ルートは記事下のマップをご覧ください。まずは碧南中央駅を西へ。臨海工業地帯と住宅地を隔てる川につきあたったらあとは基本的に南下するのみ。
風情あふれる松林を抜け、しばらく川沿いの遊歩道を走ります。
2キロ弱で第1みちくさポイントの「碧南市臨海公園」に到達。大芝生広場や展望台があります。
公園の南西側出入口から出て「港大浜橋」を渡り、そのまま直進。「港本町」交差点を左折し、つぎの「築山町」を右折。あとは一本道なので迷うことはありません。
「港本町」からつぎのみちくさポイント「へきなんたんトピア」までは約4.5キロほど。途中の見どころは「大濱熊野大神社」ぐらいですが、フラットで走りやすい道なのでちょっとペースをあげて走ってみましょう。
7.5キロ地点の「へきなんたんトピア」は中部電力が運営する地域共生館。ヒーリングガーデンやエコパークなどの施設があり、入園・入館は無料です。 たんトピアで一休みしたら、今度は折り返して北へと戻ります。1.5kmほど走った先にあるのが「あおいパーク」。今回のゴールです。
あおいパークは、もぎとり体験ができる農園や地元でとれた野菜を使った料理が楽しめるレストランなどを備えた体験型農業公園。
ランナーにとってうれしいのは、館内に日帰り入浴施設「ハーブのお風呂」があること。しかも入浴料は400円とリーズナブル。ハーブの香りと薬効を体感しながら、疲れた体を癒すのはサイコー! 風呂上りにレストランでお腹を満たしたあとは、産直市場でお買い物もできちゃいます。
そして身も心も満たされたらあとは帰るだけ。碧南市には「くるくるバス」という市内巡回バスが運行しており、なんと無料で乗車OK!碧南中央駅まで乗せていってくれます。 隠れた憩いのスポット、碧南「あおいパーク」をめざすファンランコース。週末のプチ旅ランにおすすめです。