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ランシューの試し履きが名古屋のランニング文化を衰退させる!?
ランニングシューズをネット通販で購入する方は少なくないでしょう。多彩な種類から選べるうえ、最安値を簡単に検索できる利便性もあります。しかし、ネット通販のネックはフィッティングできないこと(一部のネットショップを除く)。ランシュー選びに欠かせない試し履き、ネット購入者はいったいどうしているのでしょうか。
「近くの実店舗で試し履きして、サイズが合えばネットで買えばいいんだよ!」・・・なるほど。きっと多くの方がそのような方法で、より安くランニングシューズを手に入れているのでしょう。もちろん他人から非難されることではありませんし、至極まっとうな方法なのかもしれません。
しかし、ネット購入前提の客に接客するお店の気持ちと労力を考えると、「別にいいじゃないか」とはいえないのも正直なところ。「人が動けばお金がかかる」、その基本を理解できない人がたくさんいます。
百歩譲って大手スポーツ量販店なら、こうした「ネット購入前提客」への接客に伴う“損失”は、あらかじめ損得勘定に入れているでしょう。
それに量販店は商品数も多いため、ランシュー以外の商品を購入する確率も高くなるのでむしろウェルカムなのかも(?)。
問題なのは小さな専門ショップの場合。とくにランニング専門店は名古屋では極めて貴重な存在です。
専門性をウリに、最小限のスタッフでがんばっているこれら小さな専門店では、できれば「ネット購入を前提とした試し履き」行為はマナーの問題として控えたいもの。
当然ですが、買う気マンマンで来店しても、今ひとつフィットしないケースも多々あります。「試し履きしたら絶対買おう」と言っているわけではありませんので、その点誤解なきよう。
繰り返しになりますが、ここ名古屋ではランニング専門店は極めて貴重な存在であり、地域のランニング文化の一翼を担っているといっても過言ではありません。
どこで何を買おうと個人の自由ですが、とくに小さな専門店での「最初からネット購入前提の試し履き」行為はマナーの問題として、そして名古屋のランニング文化の保護(大げさ?)という観点から控えませんか、という提言でした。
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