JR大府駅から約1.4kmの地に広がる「あいち健康の森公園」は、愛知県を代表するランニングスポットのひとつ。これまで名古屋RJでも何度か取り上げてきましたが、コースガイドとしては未掲載でした。そこで本日はあいち健康の森、通称“健森”の魅力をご紹介します。
ランナー視点で見た健森の魅力は、「オールウェザー素材のジョギング専用コース」「広大な敷地を活かしたコースバリエーション」「温泉&ビールも楽しめる多彩な園内施設」の3つが挙げられます。
●ジョギング専用コース
まずは園内中心部あたりに整備された「ジョギングコース」。池を囲むように周回コースが整えられており、全周は約1150m。その半分ほどのサーフェスに陸上トラックと同等の素材が使われています。
開放感にあふれ、みずみずしい雰囲気の中を走ることができるのは、健森ならではの魅力ではないでしょうか。
●距離表示は100mおきに設置
インターバルなどのスピード練習も行いやすいため、中・上級者ランナーのトレーニングにも対応します。
●広大な敷地を活かしたコースバリエーション
あいち健康の森の敷地のうち、上記ジョギングコースが整備されているエリアはほんの一部に過ぎません。 広大な園内には散策路が張りめぐらされているため、立体的な地形を活かした起伏走や、ちょっとしたクロカン気分で木陰の道を走ることもできます。
●プチ合宿も可能!多彩な園内施設
あいち健康の森公園が一般の都市公園と一線を画すポイントは、園内に鎮座する「あいち健康プラザ(あいち健康の森健康科学総合センター)」の存在です。
健康プラザには「健康開発館」「健康科学館」「健康情報館」など、健康に関する各種施設のほか、宿泊施設や売店も備えています。
さらには、練習後に汗を流せる天然温泉大浴場「森の湯」も完備。入湯料は600円(4月1日〜610円)で、朝11時から夜9時まで営業しています。 風呂上りにはもちろんビール。健康プラザ内には2つのレストランがあり、ランナー仲間とランニング談義を楽しみながらの食事も可能。
さて、このように「あいち健康の森公園」は、プチ合宿も可能な県内有数のランニングスポットだといえるでしょう。 最寄の大府駅まで、名古屋駅からわずか14分でアクセスできるのもうれしいかぎり。春のランニングシーズン、ちょっとしたミニ遠征気分で出かけてみてはいかがでしょうか。