ランナー=健康のために走っているという誤解。

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市民ランナーは、ランナーではない一般の人たちからいろいろと誤解を受けるケースが少なくありません。そのうち「ランナーは健康のために走っている」という固定イメージはどうにかならないでしょうか。

「実はランニングって体に悪いんです!」的な記事や話が出るたび、「またか」とうんざりしているランナーはきっと多いはず。

実社会の中でも、相手がランナーだとわかると「ランニングは活性酸素がたまる」だの、「体重の3倍の衝撃が膝関節にかかる」だの、「ウォーキングのほうが体にやさしい」などと、したり顔で教えてくれる人(非ランナー)もたまにいます。

もちろん、ズバリ「健康のため」という理由が大半を占めているランナーもいらっしゃると思いますが、少なくとも年に何度もフルマラソンを走ったり、ウルトラマラソンを走ろうなんて考えている時点で「健康」を放棄しているといわざるを得ません。

冷静に考えてみてください。42km、場合によっては100km、160kmも自分の脚で走る行為は内臓や関節をボロボロに損ないこそすれ、体にいいわけがないのは素人でもわかります。

そんな私たち“ランニングバカ”相手に「走りすぎは体に悪い」と説くことのアホらしさがおわかりいただけるでしょうか。活性酸素、体重の3倍の衝撃・・・そんなリスクは承知の上で、ただ走りたいから走るんです。

ちなみに冒頭の記事いわく、健康のためには「フルマラソンは(一生に)1回まで」なんだとか・・・私はこれからもフルマラソンウルトラマラソンに挑戦し続けたいので、不健康で構いません。