主催者がいくらトイレを増やそうとマナーを呼びかけようと、マ
ラソン大会では立ちションランナーが後をたちません。今週、くしくも
週刊朝日と
週刊ポストの2誌がマ
ラソン大会(
東京マラソン)の立小便問題について取り上げていました。
![2013-03-06 21.18.53 HDR.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nagoya-rj/20240409/20240409165834.jpg)
じつはそのうち、
週刊朝日さんから電話取材を受けました。以前より何度か名古屋RJで立ちション問題を取り上げているため、記者の方のアンテナに引っかかったようです。
かつて
東京マラソン2008に出場した際、新宿ガード下で立ち小便の湯気を思い切り吸い込んでしまったことがあり、当時のトピックにもその様子を書きました。
それを見た記者の方が「そのくだりを引用したい」とのことでしたので、僭越ながら条件つきでOKを出しました。
その条件とは、「
東京マラソン批判ありきの記事ならNG」であること。なぜなら立ちション問題はあくまでもランナー個人の資質に帰する問題であり、(基本的に)主催者に責任はないと考えるからです。
完全な都市型コースの
東京マラソンは隠れる場所が少ないため、立ちションランナーに関してはむしろ他大会より比較的少ないのではないか、ということも伝えました。
電話で記者の方がお約束していただけたので取材協力OKのお返事をさせていただきました。
そして該当号の発売日、さっそく記事をチェックすると・・・「TVには映らない
東京マラソン 立ちションで臭気モウモウ」のタイトルが。
![2013-03-06 21.19.55 HDR.jpg](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nagoya-rj/20240409/20240409165837.jpg)
刺激的なタイトル
からして「やはり
東京マラソン批判が目的だったのかな?」とイヤな予感がしたのですが、読み進むとマ
ラソン大会における立ちション問題を冷静にとらえており、主催者側の努力や他大会の状況も取り上げるなど、バランスのとれた構成でまとめられていて好印象。
私のセリフ部分にも、もっとも主張したい「(立小便は)快く応援してくださる地元の方々を傷つける失礼な行為」という文言をしっかり押さえてくださっていました。
ともあれ、マ
ラソン大会の立ちション問題が一般誌に取り上げられること自体、私たち市民ランナー(とくに男性)にとって「恥」以外のナニモノでもありません。
私たちランナー自身が声をあげて立ちションランナーを厳しく追い詰めていかないと、いつまでたってもマ
ラソン大会から“犯罪者”を撲滅できないでしょう。