マラソン大会遠征最大の楽しみ「居酒屋新幹線」。

マラソン大会遠征の楽しみといえば何が思い浮かぶでしょうか。観光、食べ物、温泉、交流・・・。いろいろあると思いますが、私にとって最大の楽しみはズバリ「居酒屋新幹線」です。

居酒屋新幹線とは、主に帰りの新幹線車内で居酒屋さながらに飲み食いを楽しむこと。出張サラリーマン定番の楽しみですが、マラソン大会後の居酒屋新幹線はさらにお酒をおいしく感じられます。

遠方でのマラソン大会を走り終えて疲労困憊のなか、重たい荷物を引きずりようやくたどり着く安息の地、それが新幹線(またはその他の特急列車)のシートなのです。

筋肉痛の痛みに耐えながら購入したおつまみや缶ビールをテーブルに広げ、出発の合図とともにプシュッと開けるあの至福のとき・・・まさに真のフィニッシュといっても過言ではありません。

そしてゴクゴクっと喉を鳴らす幸福感は、普通の旅行や出張ではまず味わえません。42.195kmを走り切り、極限まで追い込んだ後だからこそ経験できる、ランナーだけに許された時間なのです。

私は近場のマラソン大会にはそもそも出ません。なぜなら近すぎて居酒屋新幹線できないから。私の中ではマラソン大会と居酒屋新幹線はセットになっているのです。

至福のときを誰にも邪魔されずできるだけゆったり過ごしたいので、ときにはグリーン車を奮発することも。

最近はわずか1,200円追加するだけでシートが1.5倍になるS WorkPシートが登場し、居酒屋新幹線の充実度がさらに高まりました。実際に体験しましたが想像以上に快適でした(S WorkPシートの本来の目的はビジネスです…)。

遠方のマラソン大会にクルマで出かける人もいますが、私には最大の楽しみを放棄しているように思えてなりません。

「マラソン大会からの居酒屋新幹線」という至福のフルコース、共感いただけますでしょうか。 ※冒頭のビジュアルは生成AIがイメージする「居酒屋新幹線」です。