マラソン大会の新たな中止リスクがますますエントリー離れを加速させる!?

北九州市で来月26日に開催予定だった「門司港レトロマラソン」が、「最少催行人員に満たなかった」ため中止を決定しました。

今年2月の「寝屋川ハーフマラソン」も同じ理由(想定していた参加者数が大きく下回る)で中止に追い込まれるなど、ちょっと嫌な流れが続いています。

新型コロナによる中止リスクがなくなり「これで心置きなくマラソン大会にエントリーできるぞ!」と思いきや、新たな中止リスクが登場したカタチに。

寝屋川も門司港も二次募集やエントリー期間延長などの措置をとらず、早々に中止を決定しました。 ダラダラと引き伸ばすより、早期に決断したほうが損失を最小限に抑えられるという判断だと思われます。

「門司港レトロマラソン」、じつは私エントリーしておりました。5月以来の遠征でとても楽しみにしていて、航空券も予約済み(キャンセル不可)で途方に暮れています。

おまけに「申込規約の「開催中止の決定をした時点までに生じた費用等を差し引き、返金の有無及び金額を決定」に基づき、返金させていただく予定」とのことで、全額返金ではないことを匂わせています。

・・・え?新型コロナや悪天候やクマ襲来などで返金無しあるいは減額返金は理解できますが、100%主催者都合なのに?規約に書いてあるのでもちろん決定には従いますが、なんだかモヤモヤするな〜(苦笑)

もし来年開催するとしても、本当に開催するのか疑心暗鬼になり、ますますエントリー離れが加速する悪循環に陥りかねません。

継続的な開催をめざすのであれば、旅行商品のようにあらかじめ「最少催行人員」をしっかり明示し、エントリー期間の途中で「あと◯人あつまれば開催できる」とアナウンスすれば、迷っていた人の気持ちも参加へと傾く・・・かは分かりませんが、今の厳しい状況下では試してみる価値はあると思います。