ガソリンスタンドでタイヤに空気を入れてもらおうとスタッフに依頼したときのこと。「はい!」と気持ちのいい返事。しかし・・・
数十秒後に戻ってきて「タイヤに空気を入れてもいいでしょうか?」と。???いやいや、今さっき空気を入れるよう頼んだはずなのですが・・・。
なぜそんなことを聞くんだろうと困惑の表情を察したのか、「お客様のタイヤには窒素が充填されているのですが、空気を混ぜても大丈夫でしょうか?」とのこと。
それで合点がいきました。たしか、クルマのタイヤに窒素ガスを入れると通常の空気に比べてガスが抜けにくいと聞いたことがあります。
ガソリンスタンドのスタッフは、せっかく窒素が充填してあるのに通常の空気を混ぜてもいいの?と確認しているのでした。(このお店には窒素を充填する設備はないとのこと) 「まったく問題ありません」と答え、普通にノーマルの空気を入れてもらいました。しかし、ここで疑問が。過去に窒素を充填したおぼえがまったくなかったのです。
窒素ガス充填はタイヤ1本につき500円ほど、4輪で2,000円ほどかかるため、どこかのガソリンスタンドがサービスで入れてくれたとも考えにくいのです。
「本当に窒素が入っているのですか?」と確認すると「はい!」と自信満々のお返事。
そこでやっと思い出しました。今年4月にタイヤ交換していたことを。その際、タイヤショップが気を利かせて窒素充填をサービスしてくれたものと思われます。
しかし半年以上タイヤの空気圧が気にならなかったのは、窒素ガスのおかげだったのでしょうか。
調べてみると窒素ガスには、1.ガスが抜けにくい 2.発火しにくい 3.タイヤの寿命が伸びる などのメリットがあるようです。
なお、通常の空気から窒素ガスに入れ替えるには、一度空気を抜いてから充填するため余分にお金がかかるみたい。
さらに調べると、クルマのタイヤに窒素ガスを充填することは10年ほど前に流行したのだとか。クルマには日常的に乗っていますが知識はほとんどないため、まったく知りませんでした。