e3 Running Clubのランニング・クリニックに参加してきました。今回のテーマは「上半身と下半身の連動」。前回の「骨で走るコツ」につづき、何やらマニアックなテーマです。
上半身と下半身をつなぐところといえば、そう、「骨盤」です。正しく腕振りしたとき骨盤がグイグイ動く人は、「上半身と下半身が連動している=体幹にスイッチが入っている」といえるんだそうです。
講義のポイントを聞いた後、まずはその場で輪になって腕振り。コーチが一人ひとりチェックしていきます。その結果、体幹にスイッチが入っている(骨盤が動いている)人はほとんどいませんでした。
つぎに、体幹にスイッチを入れる各種エクササイズを実践。e3のランクリは講義中心のためほとんど「走らない・動かない」のが特徴。常連のみなさんはよくおわかりのようで、寒さ対策のためダウンなどの上着を着込んで参加します。
ところが今回は、講義の大半が体を動かす実践トレーニングばかり。この時期にしては温かな気候もあいまって上着を脱ぐ人が続出。体幹にスイッチを入れるため、風変わりな動きのエクササイズを5種類ほどこなしました。 この動きづくりエクササイズがけっこう難しく、みなさん悪戦苦闘していらっしゃいました。
すべてのエクササイズを終えた後、ふたたび腕振りチェック。その結果、半数以上の方の体幹にスイッチが入り、骨盤が動き始めました。 今回は腕や脚を振り上げたりツイストしたり、普段のランニングではありえないダイナミックな動きを体験しました。たまにはこうしたエクササイズも楽しくていいですね。