e3ランニング・クラブとのコラボによる超お気軽ゆるゆるランイベント、「みんなで楽しく走ろう会 in 東山」が無事に終了しました。事前申込み不要で参加者を募ったため、いったい何人お集まりいただけるのか見当もつきませんでした。しかしフタを開けてみると、うれしいことに総勢16名もの方にご参加いただきました。
集合場所は東山動植物園正門前。当日は大規模なウォーキングイベントとコースがまるかぶりというアクシデントが勃発。しかし実際に走ってみると、ハイカーの皆さんは適度にバラけていてとくに走りにくい状況ではありませんでした。 今回のコースは先日もご紹介したとおり、「東山一万歩」や「くらしの森」を含む不整地が中心(約12キロ)。ロードに比べて足首やひざをひねってしまうリスクが高いので、いつもより入念なストレッチを行いました。
今回のスペシャルゲストは元実業団選手でアジアクロカン2位の実績を持つ丹菊さん。プチ質問コーナー(?)では、不整地の走り方のコツや注意点を教えていただきました。
予定どおり10時ちょうどにスタート。まずは動物園の脇をすり抜け、東山一万歩コースへと入っていきます。散策路は整備されているものの、山道にはかわりありませんのでけっこうな起伏があります。それでも緑の中を走り抜ける爽快感は格別でした。
中にはB3(ビーチダンダル)ランナーの方もいてびっくり。シューズからB3に変えたらひざや腰の痛みが消えたそうです。B3の作り方や走り方など、いずれ取材させていただきたいと思っています。
さてさて、東山一万歩の公式コース全6.2kmを走破した後、後半戦となる平和公園方面へと向かいました。こちらは東山一万歩とガラッと雰囲気が異なり、牧歌的でのんびりした風景が魅力。アップダウンも少ないので、景色を楽しみながらゆったり走ることができます。
ここは何度も「名古屋RJイチオシのコース」と公言してきましたので、皆さんの感想が気がかりでした。しかし概ね「こんなところがあるとは知らなかった!」「名古屋にこんないいコースがあったのか!」という好反応でしたのでホッとしました。紅葉にはまだ早かったようですが、それでもこのコースの魅力はじゅうぶん伝わったことでしょう。ぜひ紅葉のピークや桜のシーズンに訪れてほしいと思います。
次のみちくさポイントは「平和堂」。長〜い階段をのぼると、そのご褒美として名駅方面などの絶景が楽しめます。5分ほど小休憩して眺望を満喫した後、平和公園内の「猫が洞池」や、丹菊さんが学生時代にクロカンの練習を積んだという「メタセコイア広場」を走りました。
ゴール地点の東山公園駅に戻ってきたのはスタートから90分後。本当は2時間ぐらいかけてゆったり走るつもりでしたが、やはり皆さん自然の中を走ると調子が上がるのか、ペースも早めに推移。事前に「ついていけるかな」と心配そうにしていた方も揃ってゴールできました。「このイベントのファンになりました」という言葉もいただき、うれしいかぎりです。