大方の予想どおり、東京マラソン2010のエントリー者数がついに30万人を突破しました。この流れでいくと、東京以外の人気大会にも影響(好影響?悪影響?)が及びそうです。
東京都の発表によると、マラソンおよび10kmの部の申込者は合計で31万1441人。倍率はじつに8.9倍となってしまいました。マラソン&ランニングが盛り上がるのは結構ですが、仮装パレード&ウォーキング大会化がますますひどくなりそう・・・。
そろそろ計時無し・最後尾スタートの「仮装の部」にまとめてしまうなど何らかの対処をしないと、とんでもない方向に向かいかねません。「本当に走りたい人が走れる」競技大会であってほしいものです。
どこかで誰かが書いていましたが(どこで読んだか忘れました)、「有料エントリー」も面白いアイデアだなと思います。つまりエントリー料としてすべての人から数千円を徴収するのです。このお金は落選しても返ってきません。
で、どこへいくかというと全額チャリティまたは運営費に回されます。 これなら興味もないのにノリでエントリーしちゃうような人が減って、「本当に走りたい人」の当選確率がアップすると思われます。
今のところ東京マラソンのようにケタ外れのエントリーを集める大会はありませんが、4月に行われる「長野マラソン」の場合、前回大会では数時間で定員いっぱいとなってしまいました。来年あたり抽選ということもあり得るかもしれません。