真夏の雨の日は絶好のランニング日和。

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雨の日に走るかと問われれば、多くの人は「走らない」と答えるでしょう。私も冬場の雨の日はさすがに走りませんが、暑い今の時期なら大雨でも走りに出かけます。

むしろ真夏の雨の日は、ランニングするにはベストなコンディションだといえるでしょう。焼けるような強い日射しがない。天然のシャワーを浴びながら走れる。これ、最高の環境です。炎天下のランニングのほうが、危険度ははるかに髙いでしょう。

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どうせ汗でビショ濡れになるわけですから、雨に濡れたところで何が問題なのでしょうか。「雨粒が顔にふりかかるのがうっとおしい」という方は、キャップをかぶるだけで解決します。

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「カゼをひくから」というのも今一つ理解できません。そもそも走り終わった後にいつまでも濡れた服を着たままでいるからカゼをひくわけで、濡れた汗が冷えた場合とまったく同じです。

雨にカゼのウイルスが混ざっているというなら別ですが。気温だって真夏ですから寒さを感じるほど下がるとは思えません。 ではなぜ雨の日に走らない人が多いかというと、きっとそれは「雨の日は走らないもの」という先入観にとらわれているだけのような気がします。

いちど雨の日に走ってみてください。最初は違和感があるかもしれませんが、すぐ慣れます。雨脚が強まれば強まるほど気分が高揚して、ランナーズハイに似た状態にもなれます。

ただし雨の日ランする場合、最初から最後まで「走り続ける」こと、帰宅後スグに服を脱いで「温かなお風呂に入れる」準備をしておくこと、ラン後は「シューズからインソールを取り出して乾かしておく」ことをお忘れなく。(クルマにも注意。台風の場合は外出自体を控えた方がいいですね)