計測タグ未返却がエントリー料の値上げを招く!?

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「いびがわマラソン」などで実施されている「ナンバーカードと計測タグの事前郵送」サービス。前日受付が不要となるため、ランナー思いのサービスとして好評を得ています。ところが、例年問題になるのが「計測タグの未返却」です。

ラソン大会の計測タグには様々なタイプがありますが、そのほとんどは使い捨てではなく、あくまでも選手に貸与されるもの。大会後は主催者を通して計測会社に返却しなければなりません。

「東京や大阪など、計測タグを返さなくていい大会もある」とか、そんな予算規模が異なる他大会の話はどうでもいいのです。計測タグ(オリジナルタグ)がもらえる大会は、当然ですが単純にそのぶんのお金が乗っかっていることに気づきましょう。

リーズナブルなエントリー料で良質なランナーサービスを提供するいびがわマラソンでは、タグ買い取りにお金をかけるぐらいなら、そのぶん少しでも医療体制ほかランナーサービスを充実させたい・・・という考えのはず。

大会当日はフィニッシュ後にボランティアが回収するため、おそらく未返却分はそのほとんどが会場に足を運ばなかったDNSランナーのものであると思われます。 こうしたケースに備え、主催者は「返却用封筒」を同封して当日不参加の人たちに郵送での返却を呼びかけています。

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悲しいかな、それでも計測タグを返却しない人が。おそらく単純に忘れている方がほとんどだと思いますが、中には「返却するのは面倒だ」と思っている人、さらには「送りつけた主催者が悪い」なんて開き直る人がいるとしたら、とても情けないことです。

今後こうした方が増えると、ナンバーカード・計測タグを事前郵送してくれる大会が減ってしまうばかりか、エントリー料の値上げやランナーサービスの低下につながりかねません。まだ手元にあるという方、返却を忘れていた方は速やかに返却しましょう。

■いびがわマラソンRSタグの返却をお願いします