考えが甘い! 修行不足を実感。

先日、はじめて3時間をノンストップで走ってみた。これまでの最高は2時間。距離にして20キロちょい。走り終えた後は適度に心地よく、「もう少し走ってもいいかな」とすら思えたものだ。しかし3時間走は、2時間走とは「まったく別物」だった。とくに最後の10分はこれまで体験したことがないぐらいキツかった。 rannna-.jpg いちばんこたえたのが、全身を襲う筋肉の痛みだ。太モモはしびれて感覚がなくなり、ふくらはぎは「いつでも痙攣スタンバイOK」のピクピク状態。何よりも驚いたのが、背中上部から胸にかけての激しい筋肉痛。あの上半身の痛みはハーフマラソンでも体験したことがなかった。 それでもなんとか歩くことなく、三輪車の幼稚園児に抜かされるという屈辱を味わいはしたものの、無事に帰宅。すぐにシャワーを浴びてお昼ごはんを食べて横になった。・・・すると、誰かの手がふくらはぎに触れた。硬直した筋肉をやさしくもみほぐしてくれる。「あー、気持ちええ・・・そこ、もう少し強く」・・・・目覚めたら夜中の2時だった。マッサージを受けている夢を見るほどカラダが疲れ果てていたのだろう。 ランニングを始めてこれまで、それなりにトレーニングを積んできたつもりだし、10kmやハーフマラソンのレースにも何度か出場した。レースに出るたび自己ベストも更新した。だから人生初となる4月のフルマラソン長野マラソン)も、「なんとかなるだろう。もしかしてサブフォーいっちゃう?」みたいに楽観視していた。だが、3時間走を体験してみてその考えが無邪気なほどに大甘であることを悟った。10kmやハーフは走れても、自分にはフルマラソンを走破するだけの筋力も持久力もぜんぜん身についていない。標準体重に比べて10kgも重いし。まだまだ修行不足であることが身にしみた。 これから春まで「第25回犬山国際友好シティマラソン(10km)」、「第29回犬山ハーフマラソン(ハーフ)」、「第3回いで湯の郷桑名リバーサイドマラソン(ハーフ)」とレースが続く。とくに犬山ハーフと桑名リバーサイドが中1週間しかなく、カラダが耐えられるかどうか心配。すべては長野のためのトレーニングだと思ってがんばろう。