車山山頂(1,925m)から八島湿原までは基本的に下り。すでに時刻が午後3時を過ぎていましたので、「車山肩」経由の最短ルートを進むことにしました。
当日はあいにくの天気だったため歩いている人は少なめでしたが、ときおりハイカーの大集団とすれ違うことも。みなさんお疲れのご様子。
美しい草原の中を走ること20分ほどだったでしょうか、ビーナスライン沿いにたたずむ「車山肩」の建物が見えてきました。
車山肩にはカフェ、レストラン、土産物店などが揃っています。しばらく休憩していると、またもや雨が・・・。
八島湿原まで爽快に下りたいところでしたが、濡れた土の路面が滑る滑る。少しでも気を抜くとツルッといくので、ロープをつかみながらの慎重な足取りを余儀なくされました。
この道標があるところからはフラットな林道が続きます。みんなここぞとばかりに飛ばしていました。
そしてようやく最終目的地の八島湿原に到着。
八島湿原を囲むように設けられた木道はランニング禁止。けっして走ってはいけません。
湿原の美しい風景は、深い霧のおかげでさらに幻想的な雰囲気を漂わせていました。
八島湿原ビジターセンターに到着したのは午後4時前。スタート時の大雨による足止めなどで予定時刻を大幅にオーバーしてしまいました。 ほんとうはここから折り返して走って帰る計画でしたが、夕食バイキングの時間に遅れることを避けたかったためバスで帰ることに。これには誰も意義を唱える人はいませんでした。
むしろ言葉には出さないけど「バスでさっさと帰ろう!」というみなさんの心の声がひしひしと伝わってきました。 八島湿原ビジターセンターから、16時23分発の白樺湖行きのバスがあることは事前にぬかりなく調べています。ところが・・・
無情にも8月26日で運行終了の文字が!
なんということでしょう。まったくの予定外ではありましたが、タクシーを呼ぶことにしました。ランニング合宿のくせにホテルまでタクシーで帰ってくるとは・・・。 チェックイン後は休むヒマもなく温泉で汗を流し、合宿のメインイベント 夕食バイキング&ビール飲み放題へ。和食、中華、洋食と、あいかわらず充実しすぎのメニューは健在。ランニング談義に花が咲き、結局、閉店時間までねばってしまいました。
夕食の後は天然温泉の洞窟風呂や露天風呂でリラックス。こうしてFUNRUN758 夏合宿 第1日目が終わりました。 ※<レポ>FUNRUN758 夏合宿 in 白樺湖vol.3「女神湖〜白樺湖1周ラン」につづく。