走ると発電するチップの商品化が間近!?

スマホや音楽プレーヤーを携帯しながら走るランナーは多いはず。しかし、とくにスマホの場合、ランニング系アプリを起動しながら走るとバッテリーがあっという間に減ってしまいます。この悩ましいバッテリー問題を一気に解決する夢の商品が発売されるかもしれません。 hatsudenimage.jpg 身につけて動くだけで電力を生み出す「慣性力発電」を応用した製品が発売されるかもしれない・・・という記事を書いたのがかれこれ2年前。 以来、それらしい商品はもちろん、話題すら世に出てきませんでした。やはり、アンドロイドなら予備電池、iPhoneなら小型の外付けバッテリーを持ち歩くしかないと諦めかけたそのとき! なんとケニアで「慣性力発電」を応用した(?)研究がされており、商品化も近いのではないか、というニュースが飛び込んできました。 タイナビNEWSによると、4月初旬にケニアで開催された技術・発明イベントで、靴底に仕込んで走る(歩く)だけで発電するチップが発表されたとのこと。 開発したのは企業ではなく一人の青年で、現在は政府から資金援助を受けて商品化に向け奮闘中なんだとか。 これが商品化されたら、ランニング中にバッテリー切れのストレスなく、思う存分スマホや音楽プレイヤーを使うことができます。 ただ、「電気はケーブルなどを通して小型電気機器の充電などに使用することができる」という点がひっかかります。そもそもシューズからケーブルが出てたらジャマで走れませんし。商品化のあかつきには、このケーブル問題もクリアしてくれるといいのですが。 すでに日本の伊藤忠と米企業シー・スリー・エスが「慣性力発電」を応用した商品を研究・開発していたはずですが、あれからどうなったのでしょうか。夢の発電装置は、どうやらケニアの名もなき若者に先を越されそうです。